■ 日本の古き伝統を引き継ぐカフェ ■

 1年くらい前から谷中がマイブームになっています。
 いわゆる、谷根千。最近スカイツリー効果で下町が見直されてきていますが、谷根千(谷中・根津・千駄木を合わせた総称)も情報誌に取り上 げられる機会が、ぐっと増えてきたようですね。
 谷中で有名なのは、谷中霊園や谷中煎餅ですが、以外と知らないのが、お猫様が沢山いること。

 もちろんオブジェのお猫様も様々なところで見 かけることができますよ。

Kirin's Cafe  Style  /  カフェ・雑貨・グルメ & 街歩き-谷中 煎餅
▲1枚から買える昔ながらの煎餅屋さん。写真はJR日暮里駅からすぐのお店です。

Kirin's Cafe  Style  /  カフェ・雑貨・グルメ & 街歩き-谷中 猫
▲猫がお出迎え?と思ったら、オブジェでした。


 お惣菜屋さんや、お肉屋さんのコロッケパンなど紹介したい場所が山のようにありますが、今回は「カバヤ珈琲」というカフェを紹介します。

 谷中へのアクセスの王道といえば、JR日暮里駅を出発点として(改札を出たら左へ進行)、街を散策しながら坂道を下って行くのですが、メイ ン商店街のある場所へのアセスは、東京メトロ千代田線の千駄木駅が近くて便利です。
 さて、お店の紹介へ戻りますが、建物は大正5年のものを改装したもので、昭和13年に初代カバヤ珈琲がOPENし、平成18年に一度閉店しました 。
  その後NPO法人などの協力のもと、平成21年に復活した、歴史のある珈琲店ですね。
 そんなこともあり、看板や外観など大正から昭和の歴史をそのまま残した大変アジのある、落ち着いた店です。

Kirin's Cafe  Style  /  カフェ・雑貨・グルメ & 街歩き-谷中 カバヤ珈琲 外観
▲看板を含め古き良きが伝わってきます。


 レトロな小さ目の椅子を配置した店内は、小説の中に自分が入りストーリー加わっているような、現代のカフェにはない、落ち着きがあります ね。

Kirin's Cafe  Style  /  カフェ・雑貨・グルメ & 街歩き-谷中 カバヤ珈琲 店内
▲時がゆっくり流れています。


 今回はランチタイムの利用ですが、比較的サンドイッチが有名でしたので、たまごサンドイッチを注文してみました。
 通常たまごサンドは単品で400円ですが、週替わりのランチセットは6種類のサンドイッチから選び、サラダ、スープ、コーヒーがついて900円 の大変お得なセットです。
 その他ハヤシライスや、鮭と豆腐の竜田揚げなどトースト以外のメニューもあり、選択肢が多いのも人気のひけつですよね。

Kirin's Cafe  Style  /  カフェ・雑貨・グルメ & 街歩き-谷中 カバヤ珈琲 メニュー
▲冊子のようになっている手書きの挿絵メニューは、見ているだけでも楽しくなります。


 さて、たまごサンドですが、イメージしていた「たまごサンド」とは違い、たまごはオムレツになっていて、ピリッとしたマスタードマヨネー ズがとても良いアクセント。
 パン生地がふんわりしていて、とても美味しく頂けました。ランチセットのスープが、ホッと落ち着けますよ。
 お腹を空かせて、先日降った雪が残る道を歩いて、ここを目指して来て良かったと思いました。

Kirin's Cafe  Style  /  カフェ・雑貨・グルメ & 街歩き-谷中 カバヤ珈琲 たまごサンド
▲ランチセットは、サンドイッチ、スープ、サラダのワンプレートにコーヒー又は紅茶が付いて900円です。


 お店は2階もあり、お座敷で丸テーブルに座布団と、昭和建物を堪能できそうです。
 モーニング、ランチ、ティータイムとそれぞれの時間に合せてお得なセットメニューが用意されていて、何回か足を運びたいですよね。
 商店街の中にあるわけでなく、少し外れているせいか、ランチで並ぶことなく入れたのはとても良かったです。
 決して閑散としているわけではなく、席数もそれなりにある為、人が入れるということですね。
  冬場は鍋メニューもあるらしく、本格的にお食事というのもイケルのではないでしょうか。
 谷根千散策のホット落ち着けるお店、発見って感じです。
 まだまだ谷根千、目が離せないスポットですね。
 是非外国人にもお勧めしたい街です。


東京都台東区谷中6-1-29

Tel :03-3823-3545
営業:月~土 8:00~23:00
日 8:00~18:00
#### セットメニュー ####

モーニング : 8:00~11:00

ランチ : 11:30~14:00

ティータイム: 14:00~無休

ジャンル:カフェ
★★★☆☆ :味
★★★★☆ :雰囲気
★★★☆☆ :一人で気軽に
★★★★☆ :お忍び
★★★★☆ :カップル
★★★★☆ :お手ごろ値段

<お店へのリンクは上のタイトルをクリック>



お店、意外と一人でも行けます。
一部情報をカバヤ珈琲HP参考。






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2013.01