■ さて、風邪に薬といえば ■

 シンガポールへ着いた翌朝、なんか少しのどが痛い。どうやら風邪を引いたようだ。
 そういえば、シンガポールへ来る時の飛行機で、隣に座っていた人が思いっきりくしゃみをしていたっけ。
 それで移されたに違いない。
 いつもなら必ず持ってくる風邪薬、せっかく前もって買って用意していたにもかかわらず、忘れてきたようだ。かっかりだ。
 仕方なく、薬局を探して薬を買いに行くことにした。そういえば、たしか伊勢丹の地下にあったような気がしてとりあえず歩いて行ったが、開店前。再びガイドブックを見てみると、高島屋の地下の薬局が良さそうなことがわかり、開店を待って、行ってみることにした。
 薬局で、風邪を引いて喉が痛いと言ったら、トローチを奨めてくれた。まぁトローチも良いのだけれど、根本的に良くならないと思いこの時は別段平熱だってのだが、少し熱があると、うそをついた。
 今度は液体の葛根湯を奨めてくれた。

 そして店員は、「これは熱には効くけれど、喉の痛みには効かないよ」
 困った。と、その葛根湯のすぐ隣の日本メーカー製の薬を手に取りパッケージの裏を見ると、どうや、熱と喉の痛み両方に効く総合薬のようだ。
 もち、日本で風邪を引いて薬局へ行ったら、風邪の進行状況を考えてくれ始めから総合薬を奨めてくれそうなものなのだが、文化の違いであろうか。治すというより、とにかく今の、その症状を和らげる考えのようだ。
 とりあえず、総合薬とトローチを買った。後々、トローチを一緒に買ったのは大正解で、薬を組み合わせて症状を和らげることが出来た。
 何はともあれ、後はスパイシーなフードを食べ、け散らすしかないようだ。


 シンガポールの風邪薬
▲総合薬とトローチ。

参考までに、薬局を紹介

オーチャードにある高島屋ショッピングセンター地下
西野ファーマシー
行ったのが開店直後のためこの時は不在であったが普段、日本語を話せるスタッフがいるがいるので、安心だ。 

高島屋ショッピングセンター:AM10:00~21:30

2006. 4.26