■ 若い衆って一言に言っても ■


 一ヶ月ぶりに髪の毛を切りに行き、久しぶりに楽しい話題にはずんていたところ、「若い衆」という言葉が出てきた。
「うちの店の若い衆に頑張ってもらって」
「で若い衆ってどのくらいまでの年齢よ」
 二人のスタッフの会話の中で、
「そうね、26までぎりぎりかな?」
 そういう女性店長さんも、29歳で、美容業界全体的にスタッフが若いせいか、 ここでの「若い衆」とはどうやら26歳までのようだ。

  あらためて考えてみた。若い衆とは年齢が若いだけで若い衆ってものだろうか?
 実は、私の実家は建築業を営んでおり、その中では50歳の職人でも「若い衆」と呼んでいる。
全体的にその業界において、「若い衆」の位置づけが様々なようである。
普通にサラリーマンをしているとこんなことには気にしないかもしれないが、考えてみよう。「若い衆」

 祭りの世界でも「若い衆」という言葉も出てくることもあるようだが、20代を若い衆と読んでいた時代から、最近は高齢化、少子化の影響もこんなところまで出てきて、30過ぎても若い衆の部類のようである。
 
 「若い衆」は世相を反映し、いつまで歳をとっても若い衆である。「若い衆」は高齢化、少子化を表すバロメーターなのかもしれない。
是非とも、若い衆を本当の若い人たちに任せる時代でありたい。

2005.06.16