FTXの破産手続きを担当するジョン・ドーシー(John Dorsey)判事は、FTXの米国管財人が提出した独立審査官を任命する申し立てを退けた。

 

ドーシー判事は、「現FTXのCEOジョン・J・レイ三世(John J. Ray III)や彼が任命した取締役の過去の実績から、破産手続きを処理できる能力を持つと判断し、さらに独立審査官が債権者に損害を与える可能性がある」と説明した。なお、この決定は管財人に義務づけられた独立審査官任命の要求を覆すものとなった。

 

「審査官を任命することが債権者にとって最善の利益とはならない。独立審査官の経費は試算で9000万ドルから1億ドルになる。経費が1ドル増えることは債権者が取り戻せる資産が1ドル減ることを意味する」とドーシー判事は公聴会で強調した。この主張は米国上院議員4人から支持された。

 

FTXはすでに55億ドルの流動資産を確保した。また、子会社およびバハマの FTXが所有する不動産を販売することで、45 億ドルを得られる見込みである。なお、レイ氏は破綻したFTXの暗号通貨取引所として復活させようとしている。1月にウォール・ストリート・ジャーナル紙の取材では、「もし、進むべき道があるなら、我々はそれを模索するだけではなく、実行するつもりだ」と語った。

 

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