見つめあって、唇を重ねあって、からだも重ねあった。
一緒に住んでいた時は会話もしなかったし、松本の部屋にも入ったことがなかったから、
おかしな感覚だった。
ベッドの上で抱きしめられたまま、寝ていた。
先に目が覚めた。
松本を見つめる。くすぐったい気持ち
「キレイな顔。」
呟くが、起きない。
寝ている松本を起こさないように、コーヒーを煎れた
リビングで幸せを噛みしめる。
ニオイで目が覚めたのか、
テレビを見ていた私を包み込み、飲みかけのコーヒーを飲んだ松本。
「やっぱ、うんまい。」
ご機嫌で笑う。
ちょっと恥ずかしい。
「お前、話さないけど、なんで。」
「・・・・・・松本。えっち」
全裸でリビングに来た松本。
「いいじゃん。全部見たから。っていうか、お前のもみたけどな」
「ばか!」
甘い甘い空気が流れる。
これからのことは、どうなるのか不安だけど、今はこの気持ちを大事にしようと思う。
私たちの出会いは、必然的だったと、松本が言うから。