みられた。
どうしよう。
誤解される。
いや、誤解もなにも、彼とは何も始まっていない。
気持ちがごちゃごちゃしている。
『みさとちゃん。息子さんこれないってママさん言っていたけど、こんなに近いなら
こればいいのにね。』
若林さんはのんきに言う
来てほしいけど、来てほしくない。矛盾な私。
来ても話ができない。
誤解をとることもおかしな話だし。
会場は、ニノと彼が抱きついたところでにぎやかになった。
若林さんは彼と会釈して、私は、目を合わせられず、視線を下に向けたままで逃げた。
こんな気分でいけない・・・
若林さんには
気になる患者がいて、ずっとひきづったままパーティーには出席できないので、帰りますと伝え
大野さんにもよろしく言ってくださいと伝えた。
逃げた。
私は、卑怯者だ。
走ってその場を逃げた私。
「きゃっ」
急に腕を女の人に掴まれ、路上わきに引き込められた。