正直、この俺がこんなにのめりこむなんて思ってもみなかった。
誰でも一緒だって思っていたし、
都合のいい女はたくさんいた。
俺の都合に合う女はたくさんいたから、
困ることは正直なかった。
瑠奈にあうまで。
あいつ。
こびないんだよな。
困ったときは、そういった顔をする。
うれしい時や、恥ずかしい時、
表情でわかる。
美味しいコーヒーも何も言わず煎れてくれる。
それも、恩着せがましくない。
俺が普通にいられる。
なにも飾らなくていい。
そして、穏やかに過ごせる。
だから、一緒にいたい。
だから、戻って来いって言った。
でも、
あいつは、不安なんだな。
あいつの不安。
どうやったら、拭えるのかな。
瑠奈。
俺はお前が大事だ。