補習校座談会
先週末の補習校時間、高校生の保護者の皆さんとざっくばらんに話しましょうという趣旨の座談会に参加した。当日は、高校3年生のママ6名と小学生ママを中心に、中学生ママは私と友人の2名が参加した。最初に高校生ママさんたちが一人ずつ、ご家庭での日本語学習や補習校での経験について話してくださった。その後、小学生・中学生ママたちが、それぞれの家庭の状況やイギリスの進学システム、試験のこと、日々直面している悩みなどを質問し、高校生ママさんたちの経験を聞かせてもらう時間となった。話が進む中で、思わず涙をこらえきれなくなってしまった小学生ママさんもおり、そのお気持ちが痛いほどわかるから、私も何度かもらい泣きしそうになった。子どもが小学生の時期は、日本語学習と補習校、現地校との両立、さらにはアイデンティティの問題など、多くの母親が悩みを抱える時期だと思う。そうした小学生ママさんたちの悩みに対して、高校生ママさんたちは「うちも同じようなことがあったよ」「でも大丈夫」「こんなふうに乗り越えてきたよ」と、それぞれの経験をもとに、優しく気持ちに寄り添いながら話を聞いてくださっていた。*]:pointer-events-auto scroll-mt-[calc(var(--header-height)+min(200px,max(70px,20svh)))]" data-scroll-anchor="true" data-testid="conversation-turn-4" data-turn="assistant" data-turn-id="request-WEB:b5060b01-18e8-41bb-a03c-cf1e23d2e85b-1" dir="auto" tabindex="-1">私の場合、Sくんが中学生になったことをきっかけに、音読以外の日本語学習のサポートをすべて手放した。そして「Sくんは日本語ができなければならない」という自分の中の執着も、少しずつ手放すことができた。その結果、気持ちは驚くほど楽になった。Sくんが小学生だった頃は、日本語(英語もか 苦笑)の本を読もうとしないことや、語彙力が乏しいことなど、「足りない点」ばかりに目が向いていた。どうしたらいいのか分からず、それでも何とかならないものかと、私なりに必死だったと思う。だからこそ、今回の座談会で耳にした小学生ママたちの悩みや、思い詰めたお気持ちは、どれも自分が通ってきた道で、共感できることばかりだった。そんな中で聞いた高校生ママたちの言葉は、とても心強く、そして温かかった。似たような葛藤や困難を一つひとつ乗り越えながら、補習校を高校3年生まで続けてきたお子さんたちの今の姿や親子関係は、本当に理想的に映った。でも、そこにたどり着くまでには、親も子も、言葉では到底言い尽くせないほどの努力と時間があったのだと思う。そうしたお話を伺いながら、これまでSくんの日本語学習のために費やしてきた時間や労力も、決して無駄ではなく、とてもポジティブなものだったのだと、改めて思うことができた。来年度は、高等部にも進学したいと言っているSくん。現地校の試験学年と重なり、両立はこれまで以上に大変になると思う。私は「無理はしなくていいよ」と伝えているのだけれど、本人は高等部の受験にとても意欲的で、先日は説明会にも参加してきた。高校生ママの一人が話してくださった「補習校で培った友人関係は、子どもにとっても親にとっても、人生の財産になっている」という言葉が、特に心に残った。補習校に通うことで、親子それぞれがそんな宝物を築けたのだとしたら、それは本当に幸せなことだと思う。来年3月の小中高の合同卒業式では、今日の座談会に参加してくださった高校生ママたち一人ひとりに、今から「ご卒業おめでとうございます」と伝えたい。お子さんたちの晴れ姿を想像するだけで、涙がこみ上げてきそうだし、Sくんの中学卒業より感動してしまう気がする(笑)。これまでは、同じクラスや同じ学年のママたちと話す機会はあったけれど、学年を越えて、じっくり経験を聞いたり質問したりする場はほとんどなかった。だからこそ、今回のような「縦のつながり」に感謝の気持ちでいっぱいだ。これからも、こうした機会が定期的にあったらいいなと思う。