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私の人生の中で、一番バス釣りに狂っていたのは、間違いなく高校生のころです。中学生のときは、地元でも有名なスパルタ剣道部(盆も正月も朝も晩もなくしごかれてた)に所属していて、バス釣りは試験前~試験中の時期と引退した後ぐらいしか行けずに、ストレスが溜まりまくってました。なので、高校に入ったら部活などせず「バス釣りに専念する」ことを心に誓い(笑)、中3の三学期だけ塾に通って、なんとか高校に入学することができました。そりゃもう、狂ったように釣りに行きましたよ!チャリで行けるところはほとんど行きました。しかし、人間とは強欲な生き物で、「もっと遠く、もっとたくさんの場所に行ってみたい!」となり、学校も行かず、死ぬほどバイトして、バイクの免許をとり(後に学校にバレて停学をくらいますが…)バイクを買っちゃうんですな!!「これで世界中行ける!!」と当時は思ったものです(笑)。それからは世界とまではいきませんが、劇的に行動範囲が広がり「ムチャ釣れモード」に突入していきます。その「ムチャ釣れ」の中でも群を抜いてサイズ、数共に「ぶっちぎってた池」がありまして、そこは数年前に水をカラッカラに抜かれていて「もうバスはいない」と言われていた池で、誰も釣りをする人はいませんでした。しかし、そこの近くにバスが釣れる池があり、土管で池がつながっているのを発見した私は、ソッコウその池に行き、ルアーを投げました。それはそれはパラダイスでした!なにを投げても釣れるので、私が一番好きな「トップ」ばかり投げました。岸際に「ポチャン」と投げると2~3匹のバスがスッと寄ってきて「チョン」とワンアクションいれると、一斉にルアーに飛びかかります!こんな夢のような体験が、この池では当たり前!!この池で初めてダブルヒットを味わいました。で、一番釣れたルアーが写真の「ベビートーピード」だったのです!しか~し、次の年の夏のある日、この池に行くと…、水が無~い(涙)!!わずか一年足らずのパラダイスでした…。あ~、こんな釣り場はもう二度と味わえないだろうなぁ~(涙)。という話でした。