悦びと欠乏 | wiggin's truth

悦びと欠乏


ガキの時分

たぶん中学生になるくらいまで

俺は、東京と云う街を恐れていた。



理由を聞いて驚くな?

東京に行くと「息ができなかった」からだ。











それほど田舎に住んでいた訳じゃない。

東京の端っこから電車で、せいぜい一時間弱だ。






特別、身体が弱かった訳ではない。



しかし、親に連れられて東京へ行くと

俺は息苦しくて堪らなかったのだ。








もちろん、

いまは東京を歩いても息苦しくなどない。









いや、別にオチはないんだけどさ。



たかだか都心から一時間程度の場所に住んでいた俺が

息苦しいと感じたくらいだから、

江戸時代の人が東京にタイムスリップしてきたら

即死するんじゃないか?

とか、なんとなく思った。





























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"Skip Under Lide"/ Åsmund Frægdegjevar/ Lumsk


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