テロル | wiggin's truth

テロル

小学校4年生の時。

給食の時間の出来事。



生き物大好き少年だったボクちゃんは

早めの食事を終え(給食早食い王だった)

カマキリと戯れていた。

…ああ、正確には「オオカマキリ」ね。



それでなくとも、その頃のボクちゃんは

筆箱の中でオケラを飼っていたし

上履き袋の中でシマヘビを飼っていた。

他の連中もコオロギやら、バッタやら、カエルやら・・・

およそ哺乳動物以外の生き物のオンパレード状態であったのだ。




うむ、他の生き物のオンパレード状態はどーでもいい。

話をカマキリに戻そう。



楽しそうにカマキリと戯れているボクちゃんを見咎めた

教育実習(だか非常勤だか)の女教師が…

いきなり、つかつかと歩み寄ってきて…

ボクちゃんの手からカマキリをはたき落としたんだ。

金属の物差しで!!

「やめなさい!そんな気持ち悪いモノ!」

と叫びながら!!






はたき落とされたカマキリは、

「虫の息」・・・とか くだらないコトを言ってられない惨状。



静まり返る教室。






数瞬の後、

消えゆく命から目を上げて

教師の眼をヒタと見つめたボクちゃんの口から出た言葉は

「この外道が…」

だった。



おそらく意味もよく解らずつぶやいた言葉。



その直後、いたいけなボクちゃん改めオレ が取った行動は

カマキリの遺骸を拾い上げ

やおらベランダに向かって歩き出し

そのまま宙に舞ったのだった。



背中で教師の悲鳴を聴きながら。




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その教室は、2階だったし

下は柔らかい花壇だったので

大したケガはしなかった。

カマキリを持った手をつく訳にはいかなかったので

二の腕と左顔面に擦り傷を作ったが。






でもきっと、そこが3階でも同じコトをしていただろう。

宙に舞う前に「ここが何階か」などと考えなかったからだ。






そんな オレのダイヴを

たまたまウサギ小屋の中にいた「校長」が目撃していたらしく

しばらくの後、その教師は消えた。

大人の事情はよく解らないが

オレはそのことについて一切喋らなかったので

保護者サイドからの突き上げはなかった筈だ。

いたいけなボクちゃんの親は、その事実を未だに知らない…







いま考えるに

オレの取った行動は

明らかにテロ行為であったと思う。

最近やっと解ったのだ。

対象はシオニストでも、宗敵でもないが。






まぁ、解ったから、何だと言う訳ではないのよね。






・・・あ、ヤベ。またオチがない

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因みに、オレが口走った「外道」と云う言葉。
テロと宗教を結びつけると正に正鵠を射ているのだが
いたいけなボクちゃんがどうしてこんな言葉を知っていたのか
疑問を感じ、「外道」と当時の年代で検索してみた。

答えは…
「ドーベルマン刑事」だった・・・間違いない(´∀`)

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…チッ、武論尊め。
いたいけな少年に、こんな言葉を刷り込みやがって…(´∀`)





…いや、だからオチはないってば☆








   つづく(…かもw)









           

















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"There's Nothing Left..."/ Bleak.../ Austere


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