チャンピオンズリーグ準々決勝1stレグ、ベンフィカ対チェルシーの一戦は、0-1でチェルシーが初戦を制し、貴重なアウェーゴールで優位にたった。

この試合、ディマッテオは思いきった選手起用で驚かしてくれた。スターティングのセレクションは
チェフ、アシュリー、テリー、ダビドルイス、パウロフェレイラ、ミケル、ラミレス、メイレレス、マタ、トーレス、カルー

ポルトガル人選手の起用は予測されたが、ボシングワではなく、今期初先発のパウロフェレイラの起用は誰も予想できなかっただろう。

試合を通じてチェルシーは
「しっかりと守ってからスペースを見つけて攻撃に転じる、しかし攻撃にさく人数は限られた選手のみで、常に守りを意識する」といった戦い方を選んだように感じる。

本来のチェルシーの姿に戻ることこそやはり勝利への近道だとディマッテオは感じてるかもしれない。

得点シーンはラミレスから縦のトーレスへボールを繋ぐと、ゴール前に走り込んできたカルーへつながり冷静にゴールへ流し込んだ。
チェフのセーブやルイスの体を張ったディフェンスなどでなんとか失点を免れた印象もあるが、クリーンシートを手に入れたことは大きな成果といえるだろう。
攻撃では、2試合連続となる、マタのポストに嫌われてしまったシュートなど決定機も作れていたが、あとは精度さえ高めることができれば、より結果は手に入れやすくなるだろう。

最後に、チェルシーの良い時期を経験し、影からチームを支え、寡黙にトレーニングを続けてきたベテランのパウロフェレイラの活躍は目に見えない部分でチームに変化をもたらしただろう。
今期見せ場をつくれていなかったカルーの決勝ゴールも同様。
ランパード、ドログバ、エッシェンをスタメンから外してでも、全選手をターンノーバーで起用し続けているディマッテオは、大きな称賛に値するだろう。
2ndレグでしっかりと勝ち抜けを決めることができれば、
チェルシーは完全に息を吹き返せるだろう。

週末にはプレミアリーグがある。
派手でなくともディマッテオは結果最優先で勝ち星3を再度狙いに行くだろう。
それこそ、チームもサポーターもみんなが今もっとも望んでいることだ。