チャンピオンズリーグ第5節、グループリーグ突破をかけたレバークーゼン対チェルシーの試合は、2-1でレバークーゼンが勝利し、チェルシーは最終節を前に首位の座を明け渡した。
チェフ、ボシングワ、テリー、ダビドルイス、イバノビッチ、ラウルメイレレス、ラミレス、ランパード、マタ、ドログバ、スタリッジを先発に並べたチェルシー。
週末のリバプール戦もそうであったように、守備に見直しかけているチェルシーは、立ち上がりからリスクマネジメントを意識した、ややスローな展開で、ゲームを落ち着かせながら時間を使う。
同時に迫力、スピード共に欠ける攻撃で、決定機を作れないまま前半を終えてしまう。
後半3分にようやく試合は動く。
スタリッジから縦に長いボールを前線のドログバに送り、これをドログバが柔らかいトラップと素晴らしいボディバランスでディフェンダーを振り切り、鋭く左足を振り抜き先制ゴールを決める。
しかしその後は追加点をあげることができずにいると、次第にゲームはレバークーゼンへと流れが変わりはじめ、ついには後半28分
右サイドの突破から完全にがら空きの逆サイドへサイドチェンジをされるとピンポイントのクロスを上げられ、デルディオクが同点ゴールを頭で決めてしまう。
この時のチェルシーのディフェンスには大きな問題が感じられた。
その後もこの試合で突破を決めたい気持ちが全面に出ていたのはレバークーゼンだけなのかと感じる時間が続くと、やはり最悪のシナリオへと向かってしまい、終了直前の後半45分、右コーナーキックからアレックスとの空中戦を制したフリードリヒが頭で逆転ゴールを決めて万事休す。
チェルシーはまさかの敗戦で、グループ突破に大きな影を落としてしまった。
更には、ビラスボアスの首もかなり危険区域に入ってきたの間違いなく、この後のカーリングカップのリバプール戦、チャンピオンズリーグ最終節のバレンシア戦に万が一敗れるようなことがあると、チームそのものの見直しまで必要になってしまうかもしれない。
アブラモビッチ体制下のチェルシーになって以降でも、もっとも辛い時期に今はいる可能性が高い。