個人的に何か思い入れがあるわけではないが、ポーツマスというクラブの残留を期待している。

報道されている通り、現状のポーツマスは、経営状態の悪化が深刻で、

給与支払いの遅れ等で度々紙面をにぎわしているチームである。

昨シーズン途中までは、イングランド代表選手を有し(デフォー、クラウチ、グレンジョンソン等)、

レドナップ監督の元、プレミア中堅クラブとして

見せ場を多く作っていた。
が、レドナップがスパーズへ移ると、多くの選手の流失を余儀なくされ、

今シーズンは開幕から全く良いところなく、最下位を定位置としている。

もちろん、このようなクラブ状況では選手たちのモチベーションを維持していくのは難しいだろうし、

問題が見つかったとしても改善する手だてがなく、放置され続ける等の悪循環が始まる。

選手及び現場と上層部の温度差は激しさを増し、

サポーターからの不信感もスタジアム(入場者数、応援)にあらわれてしまう。

選手の補強も正直無理に等しい。


が、プレミアリーグはロンドンに拠点を置くチームを除くと、

中部、北部のチームが多数を占めており、南部のチームは少ない。

ポーツマスは貴重な存在の唯一の南部チームである。

(過去にはサウザンプトンがいたのだが・・・)

そんなことが関係あるのか?との声もありそうだが、

日本で、楽天が仙台を本拠地にプロ野球チームを作ったり、日本ハムが北海道に移ったり、

九州や四国のJリーグチームが活躍した時に話題になるように、

どんなスポーツのどんなリーグでも全国にその土地のチームが存在することは

人気を維持していく上でとても大事なことなのである。

それと、もう一つ私の気持ちで納得ができなかったのが、

プレミアリーグの試合をTVで観戦したいたときに、

ある有名な解説者が、

「(今シーズンのポーツマスの経営状態を考え)ポーツマスファンの方は今季のプレミア残留は諦めた方が良いでしょう」

等と語っていた。

この解説者がどういった意図でこの発言をしたのか理解に苦しむが、

このような発言はポーツマスファンはもちろん、フットボールファンに対して敬意を欠いている。

フットボール(サッカー)はスポーツである。

時に、そのプレーに、チームに、選手個人の個性に魅力に感じ、そのプレーの瞬間を見逃すまいと、

フットボールの世界に引き込まれているのである。

私の場合は、更に現地のスタジアムの雰囲気、サポーターとの関係性、その歌声、イングランド国民のフットボールへの考え方、等で完全にフットボールの虜になった。

私はポーツマスにもまだまだ残留のチャンスが残されていると思いたい。いや、あるはずである。

残留に成功すれば、チームの存続、売却等、選手やサポーターにとって今よりもっと良い状況へと変化をもたらすこともできるのである。

かつては元日本代表GK川口も在籍したポーツマス。

日本人になじみのあるこのチームの残留を最後まであきらめず願いたい。

現在勝ち点15。

17位のウルブスとは5ポイントの差。

日曜日にはアウェーでマン・シティーと対戦する。