現地13日、リバプール対レディングの再試合がアンフィールドで行われた。
レイナを温存した以外、ほぼベストメンバーで挑んだリバプールだが、
この日は今シーズンを象徴するようなパフォーマンスを見せてしまう。
珍しくやや空席が目立つアンフィールドで、サポーターも不思議と大人しいこの日、
ホームチームがなかなかチャンスを作れずにいると、
まず前半なかばに、トーレスが負傷によりエンゴクと交代してしまう。

レディングは力強い効果的なカウンターから、二度ほどビックチャンスを手にするが、フィニッシュを決めることができず、
前半は0-0で終わるかと思われた。
ロスタイムに入ると若干元気を取り戻したリバプールが波状攻撃を繰り返し、最後はペナルティエリアないでのダイレクトパスから、ジェラードの鋭いグラウンダーのボールがディフェンダーに当たり、オウンゴールとなってリバプールはラッキーな形で前半をリードして折り返す。
後半は立ち上がりからジェラードに代えてバベルを投入してくるが、
ゲーム展開は良くも悪くも変わらず、なんとなくリバプールペースで試合は進むが決定機はなく、時折レディングのカウンターがリバプールを脅かす内容。
レディングは80分にも、見事なドリブルから、キーパーと1対1の決定的な場面を作りだすが、シュートはゴール右へそれてしまう。
これでそのままゲーム終了かと思われた後半ロスタイム、今度はレディングが執念の猛攻をしかけ、なんと93分、ベナユンがペナルティエリア内でファアルを犯し、PKを獲得する。
これを落ち着いて決めて、土壇場に同点に追い付き、延長戦へと突入する。
こうなると流れはレディングへと傾きはじめ、
延長前半8分に、右サイドからの正確なクロスに、ドンピシャでロングがヘディングで合わせ勝ち越しに成功。
その後、リバプールもベナユンがビックチャンスを掴むが、ものにすることはできず、
試合はタイムアップ。
まさかまさかの3回戦でリバプールの敗退となった。
終始、どことなくハキの感じられないリバプールは、やはり大きな修正をしなければ、来シーズンのチャンピオンズリーグ出場権獲得も難しく感じてならない。
今期の不調が本当に重症であると、誰もが確信してしまった一戦となってしまった。