29日に行われたヴィラ対レッズの試合は、両チーム共に負けることのできないという思惑がよぎる試合展開となった。

イギリス第3の都市バーミンガムには、この日、雪が降り、ヴィラパークでの試合は難しいものとなると思われた。

一部の選手は、半袖のユニフォームで奮闘し、両サポーターも大声援で後押し、満員のスタジアムは熱気に包まれる。

前半はお互いに大きなチャンスをつかむことができず、どちらの展開とも言えぬまま終了する。

後半に入ると、一番熱くなったのはサポーターであった。

ホームのヴィラサポーターは素晴らしい歌声でチームをバックアップし、徐々にテンポを生み出していく。

ヴィラは両サイドから積極的にプレスをかけ、ゴール前への効果的なクロスを入れ、

また、時にアグボンラホールのスピードでチャンスを作り出す。

だが、それでもゴールを割ることはできない。

アウェーのリバプールのサポーターも、本当にアウェー??と思うほどの大声援で

リバプールの全選手をサポートし、勝ちを信じ続ける。

拮抗した試合も終盤に差し掛かり、共に勝ち点1ずつを分け合って終えるのかと思われた終了間際、

ロスタイムは4分が表示され、

場内のサポーター達は、雪の降る寒さを吹き飛ばすかのように、唸りをあげて応援しあう、

すると後半48分、

自陣でのパスの乱れから、カイトがボールを奪い中央へ切り込みパス、

一度はアストンヴィラの選手ががカットしたかに思われたが、不運にもその跳ね返りのボールは、

ゴール前のトーレスへの絶好のパスとなり、トーレスが落ち着いてゴール左隅に決めて決勝ゴール!

後半全般を通して、ヴィラが押し気味にゲームを進めてきていただけに、

このゴールはアンラッキーに思えた。

逆にリバプールは、運を味方につけ貴重な勝ち点3を手にした。

昨シーズンもそうであったように、強いときのリバプールは、終了間際のこのようなゴールで勝ち点を積み上げている。

土壇場で踏みとどまったリバプールは、上位浮上への良いきっかけとなったかもしれない。

この試合をきっかけになんかを掴むのでは?と感じさせる試合となった。

これで、リバプールは暫定4位のスパーズと勝ち点4差の7位。

ヴィラは2連敗で6位となり、スパーズとの差は2となった。


30日(現地)には、残りの2試合、

ポーツマス-アーセナル、マンU-ウィガンの試合が行われる。