ヨーロッパからこんにちは。




私のイタリア人の友人について。



軍関係者ではなく、

完全に地元民で、

頭が良く、

とても美人。



そして何より気が強い爆笑




先週日曜日に近所でとある公共施設の盛大なオープニングイベントがありました。



市長が来るということで、

朝からうちの周りに見たことない人数の警察官と警察車両、

救急車、

それにセキュリティ会社の人たちがいて、

私と友人が毎日歩いている散歩道を通ろうとすると、

スーツを着たセキュリティ会社の人に、

イタリア語で、

「今は立ち入り禁止だから通れない」と言われました。



友人はイタリア語で声を荒げてその男性に反論していて、

初めてそんな姿を見てちょっとビックリしました。



私はイタリア語が分からないので、

何を話していたのか聞いたら、

「私たちは毎日犬の散歩でここを歩いているし、公共の道路だから通っても問題ないはずだ!オープニングセレモニーの場所には入るつもりない!警察でもないのに何で指示されないといけないんだ!」と言った、と。


そして私と犬たちを連れて堂々と歩き始めました。




そして、

オープニングセレモニーが行われるゲートの前に差し掛かった時、

別のガタイのいい男性からまた何か言われました。



イタリア語は理解できなくても、

ジェスチャーで同じ内容だとすぐに分かりました。

(ちなみにイタリア人はジェスチャーで会話できるらしい爆笑)



友人はまた、

セキュリティの男性に先ほど言った内容をその男性に言ったのですが、

今回はその男性、

胸から警察バッジを取り出し友人に見せました。



怯むかと思いきや、

友人は、

「でもこの通りは私有地ではないんだから、

通っていいはずだ!セレモニーはまだ数時間後じやないか!」と更に主張し、

警察官もタジタジキョロキョロ


通してもらいました。



友人に、

「警察官にそんなに強く言って大丈夫?」と聞くと、

「当たり前の事を言っただけよ」と。



やるね照れ



よく考えたら、

彼女は住民の一人。



でも、

私はどこからどう見てもアジア人、

しかもこの地域でほとんどアジア人は見かけないから、

すぐに目立ってしまい、

すぐに覚えられてしまう。




あ、警察官に顔覚えられちゃう・・・。



変な風に目つけられたりなんてことにならないと良いな、

なんて思ってしまいました。




数時間後、

そんな考えも吹っ飛んでしまうような人数がオープニングセレモニーに集まり、

何百人という人でごった返していました。



その友人は予定があると言ってセレモニーは見に来ず、

別のイタリア人の友人2人と見たのですが、

セレモニー中ずっと人の視線が気になっていました。


見渡してみると、

何百人いる観客でアジア人私一人びっくり



そりゃガン見される訳だ。



近所の人たちも来ていて、

私のことを知っているので、

ハグと両ほっぺにキスしてくれるのですが、

セレモニーの参加者はもちろんほとんど知らない人なので、

何このアジア人、

何でこのアジア人はここにいるんだ、

的な目で見られました。



イタリア人や白人ばかりの中、

黒人一人にアジア人一人。




ヨーロッパにいると、

結構こういうシチュエーション多い。


観光客が多い場所以外で良くある事。




日本の田舎にいる白人や黒人の気持ちが良く分かります爆笑





アメリカではアジア人たくさんいて、

モノ珍しく見られるなんて事ないから、

あまりたくさんの人からジッと見られることに慣れていない。


とても不快えー