ヨーロッパからこんにちは。
義母とそのボーイフレンドがアメリカから遊びに来てくれているのですが、
ボーイフレンドは典型的なアメリカ人すぎて困る
ここではボーイフレンドは「おじいちゃん」とします。
アメリカがスタンダード。
他の国でもアメリカと同じなのが当たり前だと思っている。
困ったもんです
おじいちゃんは旅行でイタリアに来たことがあり、
イタリア語での簡単な挨拶や一桁の数字位は知っています。
だけど、
イタリアに来たことある割には文句が多い。
レストランのコーラに氷が入ってないだの、
ホテルのベッドが低すぎるだの、
ホテルの部屋にティッシュがないだの、
シャワーにドアがないから床が水びたしになっただの、
朝ごはんが甘い物ぱかりだの、
そういう文化なのだから受け入れて楽しめばいいのに、
まあいちいち面倒くさい
良い人だけど、
アメリカ人すぎて・・・。
反して義母は初めてのイタリアだけど、
アメリカとの違いは口にしても文句ではなく、
そういう国なんだと文化の違いを受け入れている。
おじいちゃんは挙げ句の果てに、
ローマのダウンタウンでスターバックスを見つけて、
喜んで店内に入って行きました。
エスプレッソやカプチーノの国イタリアで、
アメリカのスターバックス
いいんだけどね、
せっかくイタリアにいるんだから、
いつもと違うことしてみてほしい。
レストランに行く度に「コーラに氷を入れてくれって頼んだら入れてくれるだろうか」と聞いてくる。
その度に私は、
「ほとんどのレストランは氷を作る機械がそもそもないから氷は入れてくれない」と繰り返し、
義母は、
「氷を作る機械は電気代がかかるからほとんどのイタリアのレストランには製氷機がないみたいよ!」と繰り返す。
あまりにうるさいので、
泊まった2つの宿には珍しく普通サイズの冷蔵庫と冷凍庫があったので、
スーパーで何度か氷を買いました。
どうにもならない事は聞き流す
アメリカがスタンダードだと思って故の文句。
言いたい事は分かるけど、
もう少し柔軟になってくれと思う。
前に来た時は亡くなった奥さんと来たみたいな事言ってたから、
もしかしたらその時はツアーで来て、
アメリカ人ツアー客用に用意されたレストランやホテル(ヒルトンとか)などに連れて行ってもらったのかも。
リアルなイタリアを初めて見てカルチャーショックを受けているのかな。
数日後また旅行に行くので、
少しは異文化を理解してほしい、
異文化を楽しんでほしんでくれたらいいな、と思う。