ヨーロッパからこんにちは。
今アメリカから義母とそのボーイフレンドが遊びにきています。
旅行先で、
さすがイタリアという場面に出会いました。
義母は足腰が悪く、
ヨーロッパは石畳が多いので杖をついて歩いています。
イタリアの大都会に行き、
少し混んでいる路面電車に乗りました。
シートは全部埋まっていて、
ドア付近に20代前半位のとても若い女性2人、20代位の男性、40代位の女性が座席に座っていました。
ドアに一番近い20代の女性は、
杖をついている義母を見ても席を譲らず。
40代の女性がどうぞと言ってくれましたが、
義母は「大丈夫」と丁重一度断りました。
義母は2駅立ったまま。
その後20代の男性は足元に置いていた大きな旅行用のバックパックを避けて立ち、
義母に席を譲ってくれました。
譲った後、
譲ってくれた男性と周りの座っている若い女性たちがずっとイタリア語でケラケラ笑いながら喋ってる。
何を喋ってるか知らないけど、
譲られた方はあまりいい気分じゃない
それよりすぐに譲らない事にビックリ。
大丈夫とは言っても、
どう見ても90歳近いおじいちゃんと70代近い杖をついたおばあちゃんを立たせてる。
日本だったら、
日本語通じなくても「危ないから触ってください」とか言って誰かが席を譲ってくれると思う。
イタリアの自分が良ければそれでいい精神
本当にガッカリです。
路面電車やバスに何度か乗りましたが、
この時以外はなに人か分かりませんが、
みんな義母とボーイフレンドに席を譲ってくれました。
その時の事を思い出して私が思ったのは、
日本人ってもっと誇りを持って良いと思う。
日本は道徳で習ったように一人一人が思いやりを持ち、
年上の人を敬って国が成り立っている。
海外に出ると日本の素晴らしさや人の良さが改めて分かる。
外国人の間で良く言われる、
日本で財布や携帯を落としても、
ほぼ返ってくる。
欧米ではほぼ返ってない。
そもそも道で拾った財布や携帯電話、カバンはどこに持っていけば良いのか知らない人ばかり。
日本人は交番や警察に持って行くというのが不思議と身についている。
日本は本当に安心・安全な国だ。
帰りたくなって来た