ヨーロッパからこんにちは。




イタリア人はイタリアにとても誇りを持っていて、

あまり他の国の食べ物が食べられない。



例えば、

インド料理、中華料理、ベトナム料理、タイ料理、フランス料理、メキシコ料理など、

大概の国の都会に行けば大体食べられる他文化のレストランが中々見つからない。



中華料理なんてどこでもあると思っていたのに、

イタリアで中華料理店を未だに見つけられない。



だ・け・ど、

寿司レストランはどこにでもある。



しかも食べ放題が多い。



ほとんどの寿司レストランは中国人経営なので、

そこで食べ放題レベルの中華料理が食べられます。


とても食べられたものではありません。




でもお寿司は美味しいところが多いニコニコ


たまにこれを寿司と呼ぶのかプンプンというクオリティの低い寿司食べ放題もあります。



数ヶ月前にオープンしたケバブ屋さんに行くと、

野菜が全てイタリア料理としか思えないほどオリーブオイル漬けされていて、

ケバブからオリーブオイルが滴ってドロドロな上、

オリーブオイルが何よりも勝っている。


ケバブってそんな食べ物じゃないショボーン




私たちは米軍基地のあるエリアにすんでいるので、

米軍関係者が個人で作っているメキシカンをデリバリーしてもらう事は出来ます。


そしてイタリア在住のタイ人が個人でタイ料理を作ってデリバリーしているのを注文出来ます。



ダウンタウンにあるインド料理店がデリバリーしてくれるので、

そこから注文した事もあります。



そして米軍があるエリアなので、

アメリカ料理の代表であるハンバーガーやステーキもレストランで食べることは出来ます。


でも基本的にはダウンタウンから離れると、

いっさい寿司やハンバーガー等以外の物が食べられず、

イタリア料理レストランのみ。



田舎に行けばもっとチョイスが狭まり、

基本イタリア料理。


パスタ、ピザ、リゾット、海鮮グリル、肉グリル、

そんな感じです。



なので有名な都市以外への旅行が辛い。



家ではアメリカ料理、メキシコ料理、日本食、中華、トルコ料理、地中海料理など色々作れば食べられるけど、

旅行中はそうもいかず、

イタリア料理を日々食べる。


ひたすらイタリア料理。



そんな中、

私が住んでるエリアのスーパーでは、

日本のお菓子が買えます。




せんべいやスパイシー歌舞伎揚げ。


おかき。



おばあちゃん家に行くと良く見られたお菓子爆笑




私は基地で買おうと思えばポッキーやハイチュウ、さきいかなど買えますが、

イタリアにずっと住んでいる地元の日本人の方は日本の物があまり買えないので、

本当に大変だと思います。



日本食材店もアメリカと比べたらお店が小さくて品数もビックリするくらい少なくて高い。



ネットで買える日本食材も品数は少なく、

常に売り切れだったりして、

イタリアにずっと住むって本当に大変だと思います。



日本人が少ないからなのでしょうが、

中国人は結構いるので、

もっと手軽に手に入れられる方法がありそうなのに。



そういえば韓国人をほとんど見ないのも日本食材が充実しない原因かもしれません。



韓国人観光客はたくさん見かけますが、

イタリアに住んでいる韓国人は会ったことがありません。




日本と韓国は似たような食材を使うので、

アメリカでは韓国系スーパーでも日本食材が普通に買えたりします。




アジア人よりも圧倒的にアフリカ人の方が多いので、

インターナショナルスーパーと書いてあっても、

ほとんどがアフリカ料理の食材です。





いつまでイタリアに滞在するか分かりませんが、

イタリアに永住する方たちの為にも、

もっと日本食材が入手しやすくなるといいなと思う日々です。