ヨーロッパからこんにちは。
先週からちょっとだけ忙しくしていました。
日本から日本人の友達が1週間の研修で来ていて、
約5年ぶりの再会をしました。
彼女は夫と仕事をした事があり、
夫を通して知り合いました。
実は夫との結婚前に夫をベタ褒めしてくれた数人の内の1人です
夫はオフィスで再会していたので、
何度か会っていましたが、
私は一度しか会う機会がなく、
しかも他の国から研修に来た人たちも全員参加のイタリアンレストランでのディナーで。
約20人くらいいて、
私は全く関係ないのですが、
夫と参加させてもらい、
日本語でたくさん話しが出来ました。
今回の研修に参加した日本人は彼女だけ。
なので2人で日本語で喋りまくり。
この5年間の話しやイタリアでの生活、
ドイツでの生活など話しはつきませんでした。
彼女はイタリア初めてで、
それはそれはイタリアの色んなことにビックリしていて、
特に車の運転に驚いていました。
2車線の道路なのに4台横並びで車が運転されていた事、
車線の線が薄くて見えない所やそもそも線が無いところ等にビックリしていました。
そんなクレイジーな運転の国で、
私が半年位で運転に慣れて、
そのディナーに最も運転が危険な都会の真ん中まで運転して来た事、
普通に毎日車を運転している事にもビックリしていました。
私にはもうそれが当たり前なので、
あ〜、確かに私も最初はビックリしてたな〜、と思い出しました。
友達の上司も来ていたのですが、
イタリアはほぼ発展途上国、と。
タクシーでクレジットカード使えなかったそう。
それにサービス業の接客も酷い。
レジ係がタバコやiQOS吸いなが会計していたのを見てビックリしていました。
やっぱりそう思うよね。
他にも発展途上国としか思えない所を挙げると、
道路はどこもデコボコで、
平らな道路は高速道路くらい。
デコボコだけでなく穴がたくさんあって、
たまに軽自動車のタイヤがはまる位の穴があり、
皆んなそこを避けて運転するので、
急に隣の車線からはみ出してきたりします。
それをまた上手く避けなければならない
排水溝の整備がされていないので、
雨が降ると車が浸水するくらい溜まって通れなくなる場所がいくつかある。
そんなに大きな事故でもないのに、
2車線の一般道を1時間閉鎖したり。
閉鎖で車を誘導する警察官は完全な私服で、
目立たない紺色の警察ベストを着て誘導。
その上私が住んでいる州は、
道路の脇にゴミが山積み。
ただドイツから引っ越して来た時、
運転して南下して来たのですが、
イタリアでも北の方はそこまで酷くない印象でした。
なので地域によるのですが、
私の住んでいる州だけ見ると、
先進国とは到底思えないと思います。
そうそう、
ローマの話し。
夫のアメリカ人の元同僚が家族でイタリアにバケーションで来ていました。
いくつか都市を回った後、
ローマで会おうということになり、
ローマで再会。
私は初めて会ったのですが、
初めて会った気がしないくらいとても楽しく、
同じレストランで4時間近く飲んだり食べたりしながら皆んなで笑ったり冗談言い合ったりしました。
宿は以前に泊まった小さいホテルで、
ほんの数人で経営していて、
スタッフは皆んなとてもフレンドリー。
私たちの事を覚えてくれていました。
フロントで1時間以上スタッフとアメリカやイタリアの話をしたり、
チップのスマートな渡し方を教えてもらったり、
それにテルミニ駅への電車の場所を聞いたら、
なんと公共交通機関の回数券をタダでくれました。
優し過ぎ。
この宿、
歩いて3分の所に夜になると飲み屋街ができ、
そこの€10でアルコールドリンク一杯と美味しいおつまみを売りにしているバーに行くのが楽しみになっています。
おつまみは6種類から選べ、
夫はミックスで私はベジタリアンのおつまみ。
おつまみと言っても、
チーズ5種類に野菜や豆、ベジタリアンミートボール、小さいピザなど付いていて、
飲み物は白ワインを選び、
私にはちょっとしたディナーです。
屋外の暗い席だったので写真が暗過ぎですね
夫のミックスには、
チーズ、ハムやサラミ、小さいフォカッチャ、生ハム巻きスティックなどが付いていました。
飲み物はIPAのビールをチョイス。
おつまみは前回と全然違った内容でした
グルテンフリーやビーガンのチョイスもあります。
素晴らしすぎる
席に座ったら最初にポテトチップスが出てきて、
それに€10セットで十分お腹いっぱいです。
ローマ一泊の旅はとても楽しいものになりました。
最後に、
去年からアメリカで制定されたJuneteenthという祝日。
黒人の奴隷解放を祝う日です。
歴史が動いた日。
でも未だに残る差別。
これからもアメリカ黒人の友達から色んな事実を知っていきたい。