ヨーロッパからこんにちは。
最近嬉しかったことについて。
※長文です。
6歳離れていた元カレが、
結婚したと知れたこと。
これで私のオフィシャルな元カレ(親に紹介した人)は全員結婚しました
喜ばしい
私がカナダに住んでた時に出会って、
日本に帰っても会いに行ったり、
別れた後も彼が日本に働きに来たりして、
私の実家に遊びに来て何日も泊まったり、
会う度に大喧嘩してもすぐ仲直りして、
周りから腐れ縁だと言われ続けた相手です。
出会った時、
私は25歳で元カレは19歳。
当時彼はカレッジの生徒。
小さい頃イギリスからカナダに移民して来た、
イギリス系カナダ人。
かな〜りやんちゃだけど、
家族と友達をすごく大事にする人。
彼に出会ったのは、
傷心中の私を彼と同じくヨーロッパ系カナダ人の友達が、
クラスメイトを紹介したいと言って、
彼に連絡先を渡してくれた所から始まりました。
彼から電話が来て、
その頃まだまだ日常生活がやっとの英語力だったにも関わらず話していると、
すぐ会いたいと言われて、
数日後に彼が車で迎えに来てくれました。
車に乗るのはちょっと警戒した記憶がある。
けど、
友達のお墨付きだったから良しとした。
今となってはどこに行ったかは覚えてない
でも、
2回目に会った時には、
彼の実家に連れて行かれ、
お母さんに会う?と言われたけど、
お母さんの体調が良くなく、
3回目で会いました。
展開が早すぎて、
しかも家族がすごく良い人たちだったから、
警戒もあっという間に解け、
お互い大好きになっていました。
そうこうしている間に、
私のビザがきれるので帰国せざる終えなくなり、
2人でたくさん泣いた。
カレッジの超大事なテストがあったのに、
私を見送るために受けずにバスが出るまで見送ってくれました。
案の定単位が取れなくてお母さんをガッカリさせたっけ。
遠距離になってからも連絡を取り合い、
私はお金を貯めてカナダに戻ろうと思って日本で働きながら何度かカナダに会いに行ったりしました。
彼は、
お母さんが乳がんになり、
会いに来たくても来れなかった。
何せまだ小さい妹がいたし、
お母さんはシングルマザーで、
彼のお兄さんはすでに働いてたけど、
彼はまだ学生。
そういえば、
彼のお母さんに、
私未来が見える時があるのよ、
●●(彼)は日本人女性と結婚するわ、
相手は分からないけど、
○○(私)かもしれない。
○○だと良いわ。
と言っていたのを覚えています。
残念ながら私ではなかったです
そのお母さんはまだ14か15歳位だった妹を残して、
この世を去ってしまいました。
最後に会ったのは乳がんの治療中。
外ではウィッグをつけているけど、
私が家に着いた時は、
坊主頭で出迎えてくれました。
会えた嬉しさと元気そうな顔を見られて泣きました。
1週間ほど一緒に過ごせました。
遠距離は本当に大変でした。
彼はお母さんの事や学校のこと、
勉強しながら仕事を始めたりして環境が変わり、
忙しくて連絡がなかなか取れなくなりました。
自然消滅のような感じで時間が過ぎていきました。
私はニュージーランドに行きたいという夢があったので、
それに向かって動き出し、
忘れた頃に連絡はし合っていたものの、
しばらく連絡し合わなかった後に、
突然連絡が来て、
お母さんが亡くなったと聞かされました。
治療して良くなったと思っていたので、
とてもショックで泣いてしまいました。
昔話やお母さんは私のことが好きだったと言っていた事など、
いろんな話をしました。
それからまた連絡は途絶え、
私はニュージーランドへ行き、
そこでニュージーランド人の彼ができ、
結婚するしないの話しになって、
私がビザの関係で帰国して少しして別れることになりました。
その事を知っていたかのように、
彼から、
今日本にいて働いてると連絡が来ました。
会いに来てと言うので会いに行き、
次は彼が私の実家に来ました。
私の両親はやっと会えたと歓迎していましたが、
内心訳が分からなかったと思います。
別れたはずなのに私の実家に泊まり、
私のベッドで2人で寝て(ハグしながら寝てもそういうことは一切なく)、
彼は私の母をお母さんと呼び、
父をお父さんと呼び、
私が仕事に行ってる間は母と2人で、
お互いカタコトの英語と日本語で楽しんでいて、
私が帰ると、
毎日、
今日2人で一緒にあれした、これした、
面白いテレビ観たよね、お母さん!
と、私より仲良く過ごしていてビックリしました。
母に、
●●は○○の事今でも好きって言ってたよ、
元に戻る気ないの?
と言われ、
母を混乱させていることに気づきました。
はっきり、
ない!と母に答えました。
彼は本当に良い人だけど、
常にどこに行っても人気者で、
誰とでも仲良くなれて、
行動力の塊で、
じっとしていられないタイプ。
昔は好きだった彼のそういう所が、
別れている間に、
歳を取り、
経験を重ねて、
私にとってはとても疲れることに気付きました。
好きだけど、
一生一緒にいられない、
体力的にも精神的にも疲れ果てる時がきっと来る。
母は納得してくれました。
それから数年後、
私の母が癌で亡くなり、
彼に連絡をして、
また昔話しをしたり、
私の母が彼を大好きだった事、
以前彼と結婚したら?と言っていた事など、
思い出話しをしました。
彼はI knew it! I’m her favorite ○○’s boyfriend!
と喜んでいましたが、
その頃私は夫と出会って、
結婚前提で付き合っていました。
そういえば、
母が亡くなる前日、
私と現夫は母のベッド元に呼ばれ、
母は強い言葉で、
「▲▲(現夫)に○○(私)を宜しくお願いしますね、と伝えて」
と言い、
夫に英語で通訳をすると、
「Yes」と答え、
母は体力を使い果たしたのか、
安心したように目を閉じました。
まさかその十数時間後に亡くなるなんて思ってもいなかったので、
今思えば、
最後に振り絞った言葉だったんだろうと思います。
数ヶ月後、
私は夫と同棲をし、
お互い結婚の意思を固め、
夫は私の父から結婚の了承を得て、
プロポーズをしてくれました。
その翌日入籍をし、
そこから怒涛のアメリカ帰国の準備が始まったのですが、
そんな時、
また突然彼から電話が来て、
結婚した事を告げました。
喜んでくれて、
たくさん話しをしました。
それがもう8年前。
それからというもの、
全く連絡がなく、
(私の結婚を知ってから全く連絡をして来ないところ、やっぱり良い奴!)
今回彼の結婚を知ったのは、
Facebookで繋がっている彼のお兄さんの投稿に、
彼が日本で結婚した事が書かれていたからでした。
ちなみに、彼とはFacebookで繋がっていません。お兄さんと妹だけ。
日本人女性と結婚しているかは確かではありませんが、
彼のお母さんの予言は当たっているかも知れません。
いずれにせよ、
元彼たちが幸せでいる事を願わずにはいられません。
私も幸せでいれるよう、頑張ろう