ヨーロッパからこんにちは。



さて、

イタリアに引っ越してきて約5ヶ月、

近所にイタリア人の友達が出来ました。


彼女も犬を飼っていて、

たまに会って一緒に散歩しながら話しをしたり、

海外版LINEで写真を送り合ったりしています。



昨日その彼女から、

ショックで驚愕の話しを聞きました。



彼女がバケーションに行っている間に、

泥棒に入られ、

帰って来たら家が空っぽだったと言うのですびっくり


バルコニーから窓を割って侵入されたそうです。



でも、

彼女が住んでいるのはアパートの6階。


しかもまだ少し明るい夕方6時頃の犯行。


どうやってバルコニーに行く事が出来たのか、

それが本当に謎です。



カメラが設置されていて、

見せてもらいましたが、

犯人の顔がバッチリ写っていました。


それを警察に持って行き被害届を出したにも関わらず、

イタリアの警察は何もしてくれないそうですプンプン



犯人は、

気付かれないように何日も前から彼女のライフスタイルや生活リズムなどを監視していたようです。

本当に恐ろしい。



彼女のお父さんの形見の指輪も盗まれ、

それだけでも返してほしい、と、

本当にかわいそうで仕方ありませんでした。



ちょうどその話しをしている時、

彼女の叔父さんがやって来ました。



初めて会うので挨拶をすると、

弁護士さんなんだそう。


少しだけ英語が話せるので、

いろんな話が出来ました。



彼女のことを心配して会いに来たそうで、

やはり泥棒の話になり、

最近近くであった他の泥棒に入られた家の話しをしてくれて、

その写真も見せてくれました。



なんと、

窓やドアからの侵入ではなく、

家の壁を壊して泥棒に入ったそうで、

壁には人がしゃがんで入れる位の穴が開いていました。


そこまでして人のものを盗むのかと思うと怖くて仕方ありません。



前に書いたと思いますが、

以前、

近所の知り合いのアメリカ人の方から聞いた話によると、

知り合いが寝ている間に窓を壊され、

そこから睡眠の煙を焚いて起きないようにして、

その間に家の中のものをごっそり持って行かれたそうです。


起きたら家が空っぽになっている、

という恐怖。



命だけは助かっても、

思い出や心の傷は一生戻りません。



旅行に来る方は、

イタリアは食べ物が美味しくて、

イタリア人はフレンドリーで、

景色はキレイで、

歴史とモダンが入り混じっている素晴らしい国だと思って来られると思いますが、

実際は、

スリや泥棒が多く、

詐欺やぼったくりも多発しています。


誰を信用していいのか分からなくなります。



なので、

私の家は高い塀で囲まれていて、

鉄の門が付いています。



場所によっては、

高い塀に囲まれた大きな敷地に何軒も家が立っていて、

ゲートを管理する人がいるエリアもあります。


日中だけゲートを管理する人がいる所(夜間はリモコンでゲートを開け閉め)や24時間常駐の所、ゲート管理はいない所などさまざまです。



その位危険な国、

恐怖の国です。




でもでも、

そういう人ばかりじゃないからイタリア好きなんですよね。


大家さんの家族、

友達、

近所のゲート管理のオジサマは、

私を安心させてくれる人たちです。



特に近所のゲート管理のオジサマは、

英語は全く話せないものの、

初めて会った時に自己紹介してくれて、

会う度に挨拶をしてくれ、

ゲートからうちの門が見えるので、

私に気付いた時手を振ってくれます。


なので、

実際ちょっと離れたところから、

日中うちも見張ってくれているような物ですニコニコ




うちの目の前がバス停という事もあり、

人通りが多いのも防犯に役立っていると思います。




長くなりましたが、

イタリアだけでなく、

海外はどこも本当に危険です。



身なりを気にする余り、

防犯を怠ってしまうのは危険です。


リュックを背負うのではなく前に抱えたり、

財布や携帯をポケットに入れるのではなく、

バッグに入れたり、

ぼったくりに合わないよう下調べをしたり、

現金とクレジットカードは別に入れるなど、

気を抜かず防犯を心掛ける事をおすすめします。