ヨーロッパからこんにちは。



前日、

基地の病院で健康診断受ける為にお医者さんに会ってきました。


即日血液検査を受けることができ、

結果は問題ないと後日電話で回答をもらいました。



アメリカでは健康診断は、

まず主治医に会って、

健康診断受けたいと伝え、

主治医がそれぞれの医師に当てたオーダーを発行して、

そこから自分の健康保険に合う施設に予約を入れ、

紙のオーダーを持って行き受けます。



大きな病院であれば、

主治医が同じ病院内のそれぞれの専門医部署にシステムを使ってオーダーを送信してくれるところもあります。


予約はそれぞれの専門医部署でしないといけないので、

同じ病院内でも2ヶ月待ちなんて事もあります。


なので、

結果が出るのは更にあと。




私が今回受ける、

血液検査、

腹部エコー、

大腸内視鏡は同じ基地の病院内。


それでも数ヶ月かかります。



今回は、

システムでオーダーを送ってもらい、

血液検査をその日に終わらせて、

大腸内視鏡の予約を取ろうとしたら、

まだデータが来てないと言われ、

後日電話での予約となりました。



予約の電話をすると、

まずは検査前の専門医との診察&説明があり、

検査を受けるのはまた後日と言われ、

まずは診察の予約をしました。



診察当日(木曜日)、

大腸内視鏡の担当医に病歴や現在の体調等色々聞かれて、

大腸内視鏡の説明を受けました。

全身麻酔で行うので、

夫の付き添いが必要との事でした。


その後別室でコンサルタント担当の女性と詳しい薬の飲み方、

食事の注意事項、

当日のコロナテストやスケジュールの説明を受け、

最後に日時を決めることになりました。


最短で4月半ばということだったのですが、

4月に夫が仕事でアフリカに行く予定があり、

まだ日程がハッキリしていないので、

なるべく3月に受けられるようキャンセル待ちをさせて欲しいとお願いをして、

とりあえず4月の予約を入れました。



そして翌日の金曜日、

突然コンサルタントの女性から電話があり、

月曜日にキャンセルが入ったけど、

月曜日検査受ける?といきなり聞かれましたびっくり



大腸内視鏡は初めてなので、

急に月曜日と言われ、

心の準備が出来ていなくてドキドキして、

ちょっと慌てました。


全身麻酔なので、

夫に仕事を半日休んでもらう必要があるので、

夫に確認してから折り返すことになりました。



夫に電話をすると、

「ミーティングが入ってるけど、

同僚とだからずらしてもらう。月曜日大丈夫!」と言われましたが、

「実は初めてで心の準備が出来てない」と正直に話しました。


夫は、

楽しいことじゃないから、

早く済ませた方が気が楽じゃない?

と言ってくれたので、

電話を切って、

コンサルタントの女性に電話をしました。



本当なら、

2週間前からコーン、種やナッツ類は避け、

3日前から葉野菜を避ける食事をしないといけないのですが、

何せ決まったのが金曜日の午後で、

検査が月曜日なので、

全て土曜日から始めることになりました。



本来コロナテストも検査前日の朝に受けるようになっていたのですが、

前日は日曜日なので病院は休み、

当日検査の朝に検査することになり、

食事制限も短くて済むし、

早く受けられるようになって良かったと思います。


コンサルタントから、

説明通りにしないと当日検査受けられないと言われたので、

コンサルタントの説明は全部理解はしていましたが、

電話越しの英語での説明だったので、

念のため夫と一緒に紙の説明書を読み返し、

手順を確認しました。



大体の事は自分で出来るのですが、

人を巻き込む事や迷惑をかける可能性がある時は、

全て英語でのやりとりなので、

最終的にはやはり夫に確認してもらいます。

と言っても夫とも全部英語なんですけどね爆笑




日曜日は絶食。

そしてお昼から噛む薬を食べて、

3リットルのとーーっってもマズイ液体薬を飲んで、

腸にある物を全部排出。


そして就寝。



検査当日は、

朝5時に起きて、

更に1リットルの薬を飲み、

9時に夫に付き添ってもらい基地の病院へ。



9時半に着くように言われて、

着いてすぐに手術着に着替え、

コロナテストを受けました。



ベッドに横になり、

血圧、体温を測り、

点滴の針を手の甲に刺され、

更に確認事項や書類にサインなど、

まるで手術受けるかのよう。



それから2時間もベッドの上で待たされ、

やっと順番が来ました。


麻酔医が、

「彼(夫)とハグとかハイタッチとか、

キスとかしなくていいの?最近の若い子達のブームみたいなやつ」と笑わせてくれました爆笑


そう言われると迷うけど、

ま、全身麻酔って事は危険が伴うのは承知だけど、

ただの大腸内視鏡検査だからさ。



笑ったあと麻酔を注入して、

ベッドごと手術室に運ばれる頃にはフワフワしてきました。


手術室でベッドの上で横向きになって、

抱き枕を抱いたら、

麻酔医に「この抱き枕に名前付けていいよ、何にする」と聞かれ、

「Hmmm… Hugging bear!」と言ったら、

麻酔医が「いつも彼(夫)をそう呼んでるんでしょ?」と聞かれ、

皆んなで爆笑したところまで覚えていますが、

その直後、完全に麻酔で寝てしまったようです。


目が覚めたら、

待機していた部屋に戻って来たところでした。



15分ほど経った頃、

お水を持ってきてくれました。


朝から1リットルのマズイ液体薬しか飲めず、

お水を一才口にしていなかったので、

生き返る感じがしました。



その後、

点滴を抜いてもらい、

少しベッドの周りを歩いて、

帰って大丈夫と言われたので、

服に着替え、

担当医と話しをしました。



結果は約2週間後、

担当医から電話での説明があります。




日本では、

大腸内視鏡は全身麻酔は使わないし、

電話での結果説明なんてしないですよね。


私は日本の健康診断の方が1日で全て終わるので、

早く済んでいいなと思います。



それにしても、

初めての大腸内視鏡検査、

4月までドキドキしながら待たなくて良くなったので、

あっという間に終わって良かったです。



がん検診、

特に大腸内視鏡検査や子宮頸がん検診、

受ける事に抵抗がある人もいると思いますが、

今回担当医から、

「内視鏡検査が始まってから、年々大腸がんで亡くなる人が減ってきているんだよ。初めてだと検査を受ける事に抵抗があると思うけど、いい事だよ」と褒めてもらいました。



確かに恥ずかしいけど、

医者や看護師は何千人、何万人も見てきているから、

特殊なお尻や病状じゃない限り、

1週間後には忘れているはず。



基地でもし会っても、

顔は覚えているかもしれないけど、

多分お尻のことは思い出さない爆笑



それより、

検査を受けず、

のちのち苦しむ方が辛い。




どんながん検診も恥ずかしくないニコニコ