ヨーロッパではなく、

アメリカ(2週間アメリカに帰国中)からこんにちは。

 

 

今回はグリーンカードについての注意点を保持者にシェアしようと思います。

 

なぜかというと、

入国審査であやうく入国拒否されそうになったからです。

 

 

理由は、

1年以上アメリカ国外に滞在したため。

 

 

グリーンカード保持者は、

1年以上アメリカ国外に滞在する場合、

Reentry Permitというものを取得しなければなりません。

 

取得ぜず1年以上滞在すると、

グリーンカードを没収されます。



ですが、

重大な病気での入院や手術などで帰国出来なかった等の理由がない限り、

例外は認めないという事でした。


米軍属での国外滞在だから大丈夫だと勝手に思い込んでたショボーン





どんなやり取りをしたか、

書いておこうと思います。

全部覚えているわけではないので、

覚えている限り書いてみます。



夫と2人で審査官の前に行き、

パスポートを渡しました。


審査官)どこから来たの?


夫)○○(ヨーロッパの国)からです。○○で米軍基地勤務しています。家族とホリデーを過ごすための一時帰国です。


審査官)彼女は配偶者?


私)はい。


審査官にグリーンカードを渡しました。


審査官)どの位外国に滞在した?半年以上?


夫と私)1年5ヶ月位です。


審査官)2人とも?


私)はい。


審査官)その間一度も入国してない?


夫)はい。


審査官)[私を見て]外国への長期滞在の許可持ってる?


私)いいえ。


審査官)あなたはグリーンカード保持者で半年以上外国に滞在しているから、

入国は認められないかもよ。

しかも1年以上だし。

今回入国許可されたとしても次同じことしたらグリーンカード没収だからね。


夫)でも、米軍の仕事で滞在しているんですよ。辞令見せましょうか?


審査官)米軍従事者の配偶者だからというのは理由になりません。

米軍関係者だからという例外はありません。

半年以上1年以内ならまだしも、

1年以上経っているから僕じゃ対応できないね。

あなたは(夫)いいからすぐそこで待ってて。

彼女は上の人と話しをしないといけないから、

別の職員が別室に連れて行くから、

上司の部屋で審査官と話しをして。


30秒もかからない間に別の係員が別室に連れて行ってくれました。



別の審査官)何でここに連れてこられたか分かってる?


私)はい、先ほどの審査官が説明してくれました。


審査官)実際どのくらいアメリカを離れていたの?


私)1年5ヶ月位です。


審査官)1年以上???そんなに長く?どこに滞在していたの?


私)夫が▲軍(軍の種類)基地勤務をしていて、


審査官)私の質問に答えて!


私)○○です。


審査官)で、配偶者はアメリカ国籍?


私)はい、▲軍の基地で勤務しています。


審査官)どこの国の▲軍?アメリカ?


私)はい。


審査官)それを早く言ってくれないと!じゃ、今回は配偶者の任期中という事と知らなかったという事で入国許可します。次はグリーンカード没収となるから注意するように。

その国での任期はあとどの位あるの?


私)2年弱残っています。


審査官)はぁ・・・。1年以上アメリカを離れる場合は、

Reentry Permitを取らないと次はグリーンカード没収だからね。

その場合、グリーンカードの取得の手続きは最初からやり直し。


私)なんて言うのを取るって言いました?


審査官)この紙に書いてあるの、

渡すから後でしっかり読んでこの手続きするように。


審査官)私が言った事全部理解した?


私)はい、しました。


それでパスポートにスタンプ押してもらいました。

そして解放。




実際、

他にも色んな話しをしました。

興味を持ってくれて、

それだけ英語話せるのになぜアメリカ国籍を取らないのかとか、

日本国籍を捨てるデメリット等、

審査に不要な事も聞かれて、

最後は少しフランクに話しをし、

「Thank you so much, officer. Have a good day!」というと、


「You too.」と笑顔で見送ってくれました。



と言う事で、

6ヶ月以上アメリカ国外に滞在する予定の方は、

念のためReentry Permitを取得しましょう。


1年以上の場合は必ず取得しましょう。



Reentry Permitは最初は最長2年まで国外に滞在できる許可です。

何度も発行してもらえないようですが、私が調べたところ少なくとも2年、2年、1年で3回までは大丈夫そうです。


申請に660ドル位かかるようですが、

グリーンカードを没収されるよりはマシですよね。



手続き方法や詳しい情報は、

YouTubeにたくさんあります。

日本語では今年の情報は見当たりませんでした。


検索する時は必ず西暦も入力して、

最新情報を入手しましょう。



そしてYouTubeだけに頼らず、

念のため移民局でも確認。

移民局のサイトは間違いないのでね。



私は次がないし、

夫の仕事上任期があり、

国外滞在をしないという選択肢もないので、

これから気をつけようと思います。