ドイツからこんにちは。



基地内にある日本で言うリサイクルセンターに良く寄るのですが、

ただでさえ安いのに、

毎週違うアイテムのセールをやっていて、

例えば文具、色指定の服、キッチン用品、靴と帽子とマフラー、カジュアルドレス、買い物袋に服入れ放題で5ドル、バッグ、イベント用の服等、

色んなセールがあって、

ちょっと前にドレス1枚2ドル、パンツ1ドルセールがありました。



で、

買ったのがこちら






ちょっとしたパーティ用の服や近々作業をする予定があり、

汚れても、破れてもいい、動きやすいちょっと大きめのジーンズが何枚か欲しかったのでとても助かりました。


なんと全部で9ドル!



別の日、

良い色のブーツを見つけました。

セールではなかったので4ドル。

それでも安い!



働いているのはボランティアの方々。

なのでこんなに安いんですよね。

本当に有難いです。


基地内にあるので、

ほとんどはアメリカの物。

たまにドイツのものやイギリスの物もあります。


不要になったものを次の人に使ってもらう。

アメリカは捨てる、売るのではなく、寄付(ドネーション)する事も多々あります。


ドイツではアメリカで売られているような服があまり見つからないため更に有難いです。



他にも基地内には、

不要になったものを寄付し、

それを必要な人が無料でもらえる場所もあります。


私はそこで色んなものをもらいました。


ベッドサイド用のランプ、

リビング用のランプ、

玄関用の棚、

ヨーロピアンプラグの50インチ位のテレビやジューサー、洋服やカウガールブーツ、シューズ棚、掃除用品、英語の本などとにかくたくさん色んなものを無料で頂きました。



私ももちろんもう着なくなったもの、使わなくなったもの、でもまだまだ使えるものをたくさん寄付しました。



日本はどちらかというと、

必要無くなったものは、

メルカリやオークションで売るのが一般的なようですが、

欧米では、

多くの人は次の人に快く使ってもらうため、

寄付する事が多い気がします。


もちろんアメリカでもネットで、

充分着古したものやかなりデザインの古い物など、

誰が買うの?みたいな物を売る人もいます。


数ドルのためにサイトやアプリに掲載して、相手とやり取りして、送ったり、手渡ししたりする労力や時間を費やすか、

それともサッと寄付をして、

時間を他のことに使い、

次の人に快く使ってもらうか。

人によりますね。


私はまだまだ使えて、

大体20ドル以上位で売れそうな物であれば売りますが、

そうじゃなければ寄付します。



ドイツに来る前、

不要になったけど、

まだまだ使えるソファーベッドと大きなラクライナーを寄付しました。


大きな家具などは、

リサイクルセンターの方が車で引き取りに来てくれるので、

運び出してもらって終わり。



私はアメリカのこういうボランティアとかドネーションとかの精神大好きです。



義母は定年退職してから、

ずっと地元のリサイクルセンターでボランティアをしています。


小さいお店ですが、

クオリティの高いものばかりで、

初めて行った時、

本当にリサイクル商品???と疑った程でした。

なのにお安く買える所がいいですね。



義母に会いに行くと、

「この間(ボランティアしている)お店に好きそうな物が入ってきたから買っておいたよ」とプレゼントしてくれたり、

毎回2人でリサイクルセンター巡りをして楽しみます。



日本人の友人にブランド品とリサイクル品を合わせてオシャレをしている方がいて、

何万円もする有名ブランドものに数百円のリサイクル品を合わせる着こなしなどをしていて、

とても独創的で真似できないとてもステキなオシャレさんです。



私は海外に出てから、新品の服を買うことがあまりなくなりました。

今持っている服の90%はリサイクル品。



カクテルドレスやドイツの民族衣装も全てリサイクル品。



ファストファッションが環境問題や児童労働に拍車をかけていると学んでから、

それまで以上にリサイクルを大事にしようと思うようになりました。



結婚した当初、

夫は新品の洋服しか持っていませんでしたが、

私が選んで買ってくるリサイクル品の質の良さを見て、

そして義母がリサイクルセンターでボランティアをしている事もあり、

リサイクル品も普通に着るようになりました。



リサイクルで世界が少しでもいい方向に向かって、

しかも良いものがお安く買えるので、

ドネーションやリサイクル品にもっと興味を持つ人が増えるといいなと思います。