ドイツからこんにちは。



カリフォルニアからドイツに引っ越したと言うと、

ドイツは冬寒そうだけど、

夏涼しそうとか、

過ごしやすそうと言われますが、

ぜんっぜんそんな事ない!



真逆です。



なぜかと言うと、

ほとんどの所に冷房(クーラー)が設置されていないから。



30度超えたりするのに、

家はもちろん、

レストランやカフェ、

お店や公共交通機関や役場にもない。




実は今、

とある手続きのため、

UNIQLOがあるくらいの大きな都市にやって来ました。



今日時間が3時間だけ空いたので、

雨が降って蒸し暑い中、

UNIQLOに行ってみました。


入り口のある1階に入り、

ちょっと奥に行くと暑かったので、

他のフロアに行ってみました。


すると、

お客さんがスタッフに、

「ダウンジャケット買いに来たんだけど、冬物の売ってるのに、こんなに暑いと試着も出来ないムキー」と苦情を言っていました。


見てみると確かにそのフロアの商品は全部セーターやコート。


ただでさえ1フロアずつが狭い店内なのに、

商品が多くて動きにくい上に人も多くて、

すごく狭苦しくて暑苦しく感じました。


商品を見て歩いてるだけでも汗が噴き出すほど暑い。



苦情を言われたドイツ人のスタッフは、

「冷房が設置されていないので仕方ありません。私にはどうしようも出来ません」と言って対応していました。


窓さえも開けられないような建物の仕組みのようでした。


冗談抜きで熱中症になりそうな程暑かったショボーン



他のフロアで、

スタッフの方に、

「店内異常に暑いよね」と話しかけてみたら、

「そうなのよ、私たち毎日汗だくで仕事してるわ。無料のサウナよ!」と冗談言ってたけど、スタッフもかわいそう。



その後他の洋服屋さんにも数軒行ってみましたが、

私が行った中ではダントツUNIQLOが一番暑かったです。



夫は、

「ドイツも10数年前までは夏でも涼しかったんだろうけど、温暖化で耐えられないところまできてるよね。冷房システムじゃなくても、複数階ある建物は換気システムくらい入れて、外と中の空気を循環させないと今後もっと厳しくなるだろうね」と言っていました。



私が手続きに行った公共の施設でも冷房はなく、

時々窓を開けて対応していて、

歩き回った後に休憩がてら入ったカフェにも冷房はなく、

入り口は開けられていたものの、

それでも奥はかなり暑くて汗をかきながらレモネードを飲みました。





当然スーパーの冷蔵売り場は少し涼しいのですが、

観光地やショッピング街には中々スーパーないんですよね。



しかも、

ドイツのスーパーには、

あまり冷たいドリンクが売られていない。


ボルビックなどのブランド水、コーラやちょっとお高めのスムージーなどは冷やされている事もありますが、

普通のお水、炭酸水やジュース類は基本常温です。



なので、

街中にはアイス/ジェラート屋さんがたくさんあり、

みんなつい買ってしまうんですよね。



アイス食べながら歩いている人やアイス屋さんで大きなパフェ食べてる人を良く見かけます。



そうなりますよね、

だってどこにいても暑いんだもん。




暑いからなのか分かりませんが、

公共交通機関に乗ったり、

何かの列に並んだりすると、

色んな匂いの方がいます。



何日もお風呂に入っていない匂いやワキの匂い、

生乾きの匂い、

何とも説明し難い息を止めたくなる匂い、

強烈な香水やコロンの匂いなど、

とにかくドイツは人の匂いで頭がクラクラします。




アメリカ人は体臭がひどいイメージかもしれません。


もちろん日本に比べれば多少はあるかもしれませんが、ドイツの強烈さには負けます。



アメリカ人は、

朝シャワーを浴びる人が多く、

基本は毎日シャワーに入っていると思います。


少なくとも私の周りは、

髪は毎日洗わなくても皆んな毎日シャワーを浴びています。

特に出かける時は必ずです。



ドイツ人はどうなんでしょう。

聞いてみたいけど、

知り合いに聞くのも失礼なので分かりません爆笑



話が逸れましたが、

ドイツの夏はとにかく暑い!



エネルギー削減やエコロジーを徹底するのも大事だけど、

生活を快適にするのも大事だと思うな。