ペットとヨーロッパに住んでいると必要になる物、
それはペットパスポート。
そう、ペットにもパスポートが必要なんです!
住んでいる国では登録をするので、
国内旅行ではペットパスポートは必要ありません。
前回紹介した通り、
ヨーロッパはペットフレンドリーな国なので、
ペットと泊まれるホテルが多くあります。
ヨーロッパは広大ですが、
陸続きなので、
車で他の国にバケーションに行くこともしばしば。
そこでペットと共に国外旅行する際に必須なのが、
ペットパスポート。
↓↓↓↓
一匹、一頭につき一冊必要です。
手続き方法
まずペットパスポートに必要なものは、
①狂犬病注射
②国際マイクロチップ
③費用
まずは、
動物病院で予約を取ります。
※前回狂犬病の注射をした病院があればそこで予約を取ります。
ウチの場合、前回の注射はアメリカでしたので、どこの病院でもOKでした。
次に、
予約当日、病院でマイクロチップの有無を専用の機械で確認されます。
※アメリカには2種類のチップがあり、ウチの犬はアメリカからヨーロッパに連れてきたので、既にアメリカ国内用と国際チップ2種類共に入っていました。
もし国際チップが入っていない場合、
病院ですぐに入れてもらえます。
カミソリで少し毛を剃って、
ナイフで皮膚を少し切り、
チップを埋め込む感じです。
触ってもどこにあるか分かりません。
確か麻酔とかもなく、
すぐに終わったと思います。
アメリカでは首の後ろ(背中)辺りに入れるのですが、
ヨーロッパは左首か左肩辺りに入れるようです。
そして、
大事なのが、
狂犬病注射です。
先ほども書きましたが、
ウチはアメリカから約一年前に連れてきていて、
前回の注射はアメリカ国内です。
まだ次の注射まで1年以上あったのですが、
ペットパスポートを発行する病院で狂犬病注射をうけていないと、
前回の注射の有効期間がどの位あっても無効になるので、
有効な注射が必要な為、新たな注射をしてもらいました。
新しく狂犬病注射をしてペットパスポートを発行した場合、
その日から21日はまだ国外に出てはいけません。
待機期間です。
なので、
前回の注射をした病院に連れて行き、
有効期間があれば再度新しい注射をする必要はありませんし、すぐにペットパスポートをもらってヨーロッパ内の他国に一緒に旅行に行けます。
全ての施術が終わり、
専用の機械で国際マイクロチップの番号を確認し、
犬の名前や犬種、
色、
チップ番号、
狂犬病注射の情報などを記入してもらい、
数分で手渡ししてもらいました。
最後は費用ですが、
狂犬病注射が必要ない場合は約十数ユーロ、
狂犬病注射を改めてした場合は約40ユーロかかります。
一度発行してもらえば、
注射をする度にパスポートに記入してもらうだけです。
狂犬病注射の情報欄は全部で14枠あり、
次の注射は3年後なので、
一つのパスポートで一生使えるようになっています。
犬や猫にもパスポートがあるなんてカワイイですよね
ミリ妻や米軍関係のシビリアン妻でペットを飼っていて、
ヨーロッパに連れてくる方はたくさんいらっしゃると思うので、
参考になればと思います。