健康保険なしで生活出来る?
ヨーロッパからこんにちは。アメリカは今危機状態。アメリカの健康保険は、日本のように公共機関が管理しているわけではなく、一般の働いている人や家族なら、民間の会社の健康保険に入ります。という事は、それぞれの保険会社によって毎月の保険料も支払う医療費も違ってくる。今多くの国民が抱えている問題は、昨年辺りから保険料が突然高額になり、健康保険料を払えない人が増えているということ。ある人は350ドルから倍の700ドルに。ある人は毎月700ドルから2,100ドルに。目を疑う、冗談のような金額。しかも、毎月の保険料だけでなく、手出しする医療費も上がり、保険料を払う余裕がない人たちは、泣く泣く保険の加入を諦めている。でも何かあった時、アメリカの莫大な医療費がのしかかる。本当は健康保険がない生活なんて考えられないはず。なのに、諦めるしかないという状況。何を隠そう、実はうちも昨年から歯科の保険加入をやめています。ちなみに、アメリカの健康保険は3つあり、デンタル(歯科)ビジョン(眼科)メディカル(その他の医療)に分かれています。毎月数百ドルの保険料を払っても、毎年歯科にかかるお金は歯科検診とクリーニングだけ。虫歯の治療がなければ、アメリカでもイタリアでも毎年2回の歯科検診とクリーニングで1人200ドル程度。それを保険で払ってもらったって、毎月何百ドルも保険料を払うと意味が全くない。もし虫歯が見つかったとして、治療に500ドルかかったとしても、年間の保険料の方が高くつく。なので、昨年から歯科の保険は入らず、ビジョンとメディカルだけにしています。命に関わることなので、年齢の事も考えて、さすがにメディカルをやめる事は出来ません。それでも健康保険に加入しないという選択をしなければならないのは賭けのようなものです。こんな時代が来るとは。全然自由な国、アメリカンドリームから程遠い。2026年、どうなるのだろう。