アメリカより発信しています。

 

 

夕刻に起きた家族の怪我。。命に別状はないが調べると

そのまま一晩放置せずにすぐ医師の判断が必要な状況

仕方なく近所の救急外来に駆け込ませていただきました。。

 

結果、運よく特別な処置は不要ですみました。

 

 

 

見回せば夜間のせいか、あふれんばかりの患者さんの数。

場所が足りず、廊下にも横たわる患者さんとそのベッドが

ひどい縦列駐車エリアのように沢山連なっていて

その中を息つく暇も無く駆け回る医療従事者の方達に尊敬キラキラ

目に焼き付いた光景でした。

 

 

 

ビックリマーク   

自力で行った場合、今回経験した救急外来受付の流れ。

 

名前と連絡先を登録し入館のパスをもらう。付き添いも同様。

 

入ってすぐ血圧のチェック、

その時にコロナ予防接種の有無を聞かれる。

 

胸の痛みなど緊急を要す人は優先される、待合室で呼ばれれるまで待つ。

 

ビックリマーク

 

 

 

 

 

椅子で待つこと1時間、やっと呼んでいただき、

両側のみ仕切りカーテンのついた簡素なベッドに案内され、

医師が来るまで長時間の待ち。

その間、カーテン向こうの患者さんたちの会話が丸聞こえ。

 

 

 

カーテンの向こう、両側ともに70を超えた女性、アメリカ人。

お二人とも救急できたが命に関わる問題ではなさそう。

 

 

 

 

右側の方は、自分で来たようで気丈に看護師さんとやりとり、

無駄なお喋りはせず質問も的確。

忙しい看護師さんに気遣いの言葉もかけている。

お年は召しているものの、普段は現役で働いてらっしゃる印象。

 

 

 

 

対して左側の方は、

一緒にいる娘夫婦に子供のように甘える声が廊下中に筒抜け。

 

 

娘「お母さん、あとは簡単な検査のみだから私は明日仕事だし、

悪いけど病院にお任せして帰るわよ。

お母さんは目を瞑っていれば、あとはやっていただけるのよ」

 

老母「病院は何もしてくれない、明るすぎてここでは眠れない、帰らないでー」

 

 

この二人の同じセリフが延々と繰り返されるやりとりが1時間近く続いた。

一緒にいる娘の旦那さんは明らかに呆れており、

彼が投げかける言葉にはキツさが増している。

 

 

挙げ句の果てに、娘さんは「もうお母さん、勘弁してよ。。」

と言いながら人目も憚らずに泣き出した。。

かわいそうに。。あせる泣

 

 

家のこと、仕事のこと、母親のこと、

完全に板挟みの娘さんに

母親のわがままが拍車をかけていた。