イタリアの納税者番号は移住前に取得できる

一般的に納税者番号(Codice Fiscale)を取得してから住所登録(Residenza)を行うのが基本の順番です。それは住所登録をするために納税番号(Codice Fiscale)が必要だからです。

 

先ず初めに納税番号を申請して取得する

  1. 納税者番号(Codice Fiscale)の取得

    • 住所登録やその他の行政手続きに必要となる個人識別番号です。
    • イタリア国内の税務署(Agenzia delle Entrate)で、パスポートや必要書類を提出して発行を受けます。
    • 海外にお住まいの方でもイタリア大使館や領事館で取得可能です。
  2. 住所登録(居住地)の申請

    • Codice Fiscaleを含む必要書類を持参して、市役所(Comune)で住所登録を申請します。
    • 住所登録が完了すると、滞在許可証の更新や健康保険の加入手続きが可能になります。

 

イタリアで納税者番号が必要な手続き

  • 住所登録
  • 賃貸契約の締結
  • 公共サービス(電気・ガス)の契約
  • 滞在許可証の申請や更新
  • 健康保険(SSN)への加入

これらの手続きを進めるためにも、最初に納税者番号(Codice Fiscale)を取得する必要があります。

 

納税者番号の取得手順

  1. 申請場所

    • イタリア国内:地域の税務署(Agenzia delle Entrate)で申請します。
    • 海外:現地国のイタリア大使館または領事館で申請します。
  2. 必要書類

    • パスポート(原本とコピー)
    • ビザまたは滞在許可証の申請(該当する場合)
    • 住所を証明する書類(イタリアに到着している場合)
  3. 申請プロセス

    • 税務署(Agenzia delle Entrate)を訪問し、専用フォーム(Modulo AA4/8)を提出します。
    • 窓口で手続きが完了し、その場で発行される場合が多いです。
  4. 発行手数料
    無料で発行されます。

 

重要なポイント

  • 移住前に滞在国のイタリア大使館で納税番号を取得しておくと、移住後の手続きがスムーズになります。
  • 税務署での対応時間は地域によって異なるため、事前に公式ウェブサイトで確認すると良いです。
  • 納税者番号を取得しておけば、その後の住所登録やその他の手続きがスムーズに進みます。
 
 
 
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