ドイツで事業・小規模事業主の請求書の書き方

 

ドイツで小規模事業主(Kleinunternehmer)として請求書を発行する場合、特定の項目を含める必要があります。以下に、請求書に必要な事項をリストアップし、フォーマットの例を示します。

必須項目

  1. 発行者の情報:

    • 会社名または事業者名
    • 住所
    • 連絡先(電話番号、メールアドレス)
  2. 請求書の詳細:

    • 請求書番号
    • 発行日
  3. 受取人の情報:

    • 受取人の名前または会社名
    • 住所
  4. 取引の詳細:

    • 商品やサービスの明細(数量、単価、合計金額)
    • 取引日(商品やサービスの提供日)
  5. 支払い条件:

    • 支払い期限
    • 支払い方法(銀行口座情報など)
  6. 税関連の情報:

    • 「Kleinunternehmerregelung gemäß § 19 UStG」:小規模事業者であるため、付加価値税(VAT、消費税)を請求しない旨を記載します。

注意点

  • 請求書番号の管理: 請求書番号は一意で、連続している必要があります。
  • 詳細な記録: 請求書のコピーを適切に保管し、会計帳簿に記録します。
  • 言語: 必要に応じて、請求書を英語やその他の言語で発行することも可能です。ただし、ドイツの法律に従う場合、ドイツ語の記載が必要です。