現時点で以下の症状があり、生活に支障があります。

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(1) めまいがする

起きてから寝るまで、めまいが止まらない。「回転性」ではなく、身体のバランスをとるのが大変。フラフラする感じ。座る、寝るなどじっとしていれば問題ないが、立つ、歩くなどがしんどい。通勤時にはかなり消耗する。


(2) 左瞼が完全に閉じられない

左眼の瞬きができないので、眼が乾燥する危険性があり、手で瞬きさせないといけない。また、涙を補うための点眼薬を頻繁にさす必要がある。夜寝るときは、眼軟膏をつけてアイパッチ (貼る眼帯) を貼って寝る必要がある。


(3) 唇が不自由である

口の左半分が不自由なため、食べ物と唇の位置関係がわからず、特に熱いものを食べるときに支障がある。また、液体が唇の左半分から漏れるので、手で下唇を押さえておく必要がある。


(4) 笑うと左右非対称になる

左半分の表情筋が動かないので、笑うと右半分だけが動き、著しく左右非対称になる。


(5) 発音できない

「ば行」「ぱ行」の破裂音が発音できず、「ふぁ」になってしまう。


(6) 顔が重たい

表情筋の左半分が動かせないので、異物が顔にくっついているような感覚がある。


(7) 難聴

左耳と右耳で聴こえ方が違う。


(8) 耳鳴り

左耳で常に「シャー」という音が聴こえる。

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もう1週間以上このままであり、専門書を見ても発症2週間以降は神経の変性が確定するとのことなので、今が一番「底」なんだと思います。誘発筋電図検査 (ENoG) で左が右の10%程度であり、顔面神経の機能の90%が失われた状態です。神経の再生スピードは10mm/dayで、表情筋まで達するのに数ヶ月かかります。その間に混戦が生じると、厄介な後遺症が出ます。それを少しでも防ぐために、これからリハビリを続けることになります。