盛大にブログを放置し数カ月。

気がつけば2023年も終わりである。


終わりといえば、オーストラリアの学校の年度末は12月で、最終タームとなる料理学校ル・コルドン・ブルーの日にち限定レストランを再訪問した。



同じく前菜、メイン、デザートが数種類から選べて38ドル。ほんとお得。そして、ターム2で行った時より、全体的に腕が上がっているように感じた。



前菜はシーフードビスクをセレクト。

海老のエキスがしっかり効いていて、魚介たっぷりで、とても美味しい。前回のアジアン包子みたいな前菜を考えると、こちらは正統派フレンチと言えそう。



メインは白身魚のポワレ バターソース仕立て、みたいな感じで、こちらも手が込んでそうな、しっかりフレンチ。


デザートは、美味しすぎて撮るの忘れたのだけど、パッションフルーツとホワイトチョコレートのレアチーズケーキみたいな名前で、どこかで売ってほしいくらい完成度の高い一品。


こうやって料理人が育っていくんだな、としみじみ。お客さんみんなが応援していそうな雰囲気も、学生レストランならではで、来年は値上げするらいしいけど、また行けたら行きたいな。

前回、タスマニア旅行について書いてからずいぶん時間が経ってしまって、もはや行ったことも忘れつつあるので、なんとか完結しようとおもう。


1泊目に泊まった宿は、ざっくりいうとホバートから南極大陸方面に2時間ほど下った、ドーバーという港町。本当に何もない田舎の町で、なんでここに泊まったかといえば、よさそうなB&Bがあったからである。


Ashdowns of Dover Bed & Breakfast

ashdownsofdover.com.au


お宿の裏には羊が放牧されており、のんびりする以外、特にすることがないという、せわしい現代人にもってこいの宿である。ちなみに、画像は翌日の朝食のイングリッシュブレックファースト。


朝食を載せたあとに、前日の夕食の話をするのもナンだが、なにしろほぼなにもない町。開いてるレストランも限られており、そんな中でお宿のご主人の強いお勧めにより行ったのが、退役軍人慰安施設の中にあるレストランである。


退役軍人慰安施設。パワーのある漢字が並んでインパクトがある。そんなところ入れるの?と思ったが強くお勧めするご主人が予約も取ってくれて、恐る恐るいったのが、こちら。


Dover RSL Club


なんというか、独特で不思議な雰囲気の店だったが、食事はシーフードメニューもあって手頃で美味しく、今後の人生でまたドーバーにくる機会があれば、またこのお店を選ぶと思う。


夜、お宿に戻ったら親切なご主人が外の暖炉で焚き火を焚いてくれて、夜空には満点の星々。またドーバーに来ることがあれば、またこのお宿を選ぶと思う。


そんなわけで、このあとも旅はもう少し続いたのであるが、旅行記3を書くには時間が経ちすぎているので、思い出したらまたいつか。


ル・コルドン・ブルーは、1895年にパリで設立された料理学校である。


そんな由緒正しき料理学校のメルボルン校で、学期のターン内で数日間だけオープンするレストランがあると知り、行ってみた。ちなみに、誰かから聞いたわけでなく、Googleマップを眺めていたら偶然見つけたのであり、恐るべしGoogleマップである。


そして、行ってみたと言っても、ずいぶん前から予約をして、何人待ちか分からないウェイティングリストで待ち続け、前日になって連絡がきたという状況で、とても人気があるようだ。


学生が切り盛りするレストランで、料理もサーブも学生が行う。フレンチを学んできた過程の集大成であり、ディプロマを取るためのものであるらしい。


レストラン内は照明が落ちたシックな雰囲気で、ガラス張りの向こうには、調理や盛り付けをする学生の姿が見える。


料理は、前菜・メイン・デザートのコース仕立てで、3〜4種類から選べて38ドル。オーストラリアの物価を考えると破格である。


さて。これは本格フレンチが味わえそうだと期待して、やってきた前菜がこちら。



これは…アジアの屋台の包子のようにも見えるが、ヌーベルキュイジーヌを表現しているのか何なのか。しかしながら食べてみると、とても美味しいのである。さすが老舗料理学校。


メインは、鴨肉のパイ包み的なもの。

付け合わせの野菜のボリュームに圧倒される。


こちらも美味しかったのだか、なにしろ前菜の段階から量が半端なく、とても食べ切れる感じがしない。このあと、デザートで巨大なレモンムースが来て、完全ノックアウトである。


接客もサービスもお料理も素晴らしく、学生さんたちも頑張っている。お料理の量は少し減らしたほうがいいと思うが、普通のレストランとはまた違う経験ができた夜だった。