「適正が高いか中くらいかは、何で決まるのか。
それは、どれだけ自分のやりたいものが
具体的に見えているかということだ。」
ーー面接の達人 転職版 よりーー
(中谷彰宏著:ダイヤモンド出版)
クリスマス・イブの今日、
いかがお過ごしでしょうか。
私は来年の行動を
「具体的」に書く日にします。
中谷塾では、
七夕とクリスマス直前になると、
「短冊」が一枚ずつ配られ、
塾生は「願い事」を書きます。
その時にイドバイスされるのは、
「具体的」に書くこと。
たとえば
「広い部屋に引っ越したい」
→ 「40㎡以上の部屋に引っ越す」
など。
何かを伝える時に、
数字や期限があることで、
「具体的」になり叶いやすい。
私は七夕の短冊に
「40㎡以上の部屋に引っ越す」
と書きました。
何が良かったか。
「40㎡未満の部屋の物件を見ない」
と決めたので、
今までのように「無限」の中から
選ぼうとしなくなりました。
もう、すでにできている人にとっては
当たり前のことなのかもしれません。
でも私は「具体的力」が弱かったんです。
少し視点をかえてみます。
2月の極寒のシーズンに、
雪山、それも海外に出かけた事がありました。
「こっちに遊びにおいでよ」
ここまでは、よくある話です。
習い事で知り合った人で、
それほど親しくはない。
しかも一回り半も年下。
場所はインスブルック。
冬季オリンピックが二度も開催された
オーストリアの雪山の地。
それも2月の極寒のシーズン
しかし私は行ったんです。
どうして行ってしまったか?
それは、福岡からインスブルックまでの、
「乗り換え案内」を作成し、
メールしてくれたからです。
福岡 → 成田
成田 → ウィーン
ウィーン → インスブルック
(空港には迎えに行きます)まで。
3通りほどプランがあり、
時刻や空港の見取り図まで
細かく記されていました。
これこそ、「具体的」です。
『本気だ(*’O’*)』
そう感じた瞬間、
足は旅行会社に向かってました。
「切符を買えば行ける」と思ったから。
具体的に伝えると、
こちらも応じてしまうんですね。
中谷塾では、
すべての場面で『具体的』に伝える
お稽古をしています。
それは、叶える力を
つけているんだなって、
今日になって思います。
そして今夜は年に一度のクリスマス。
しまったままの「やりたかったこと」
出してきてみませんか?
そして具体的に紙に書いて。
くつ下の中に入れてみませんか?
七夕もサンタさんも、
夢の叶え方を教えてくれていたんですね。
「適正が高いか中くらいかは、
具体的に見えているかということ。」
足りないのは適正ではなくて、
「具体的に伝える力」なんですね。
メリークリスマス
中谷彰宏に学ぶ
人生が動きだす100の事 93/100