「しようと思って、できなかった事を前に書いて」
塾生が各々前に出てホワイトボードに書いていく。
「東京に住みたい」
「ウィーンに住みたい」
「塾をもちたい」
塾生同士、会ってはいても聞いたことはない。
私も、誰かに語るなんてことはほとんどない。
「ウィーンに住む準備してる?」と塾長。
スタートは今日できる。
でも結果は出ない。
スタートを先送りしているよね。
この時点で私はたっくさんの言い訳を
頭の中にこしらえていました。
・そんな貯金ないし
・まわりが反対するだろうし
・やっぱりハードル高いもん
私はウィーンにに住もうと思い、
短い滞在の途中で、日本食レストランの面接を受けました。を
結果はあえなく不採用。
あとから知ったのは、ウィーンの料理店での採用は、
少なくても3ヵ国以上の語学ができること。
カフェの店員さんになると、5ヶ国を話せるんだとか。
「準備してる?」
「全くしていません。」と、私。
「結果やゴールに意識がいくと、
結果を恐れるあまりにスタートできないよね。」
「うまくできなかったらどうしよう
と、バイアスがかかってるよね。」
「褒められたいって思ってるよね。」
「上手・下手より、まだ続いているいうのが大事。」
「成果を見せるのは、その途中だよ。
“よく、お稽古したね” ここが大事 」
そう、私はいつも結果ばかりを気にしてます。
・できなかったら恥ずかしい。
・そんな実力なんてないもん、私。
・やっぱりカッコよく褒められたい
そんな私があぶりだされてしまいました
結果を意識してるから進まないんですね。
“褒められよう”と思ってるから、
“下手な自分”を受け入れられないんですね。
今はもう、日本に住むことが一番楽しい
ウィーンには年に一度行けたら十分です。
夢はもっと大きくていいんですよね。
さ、すぐに準備です。
中谷彰宏さんに教わったこと 7 /100