ブログって、一人の方と繋がると、
少しずつ、別の方にも繋がっていくこと
ありますよね、、。

私はウィーンという文字に
反応するので(笑)たぶん、そこから、、
ある方のブログに繋がりました。
オペラをご夫婦で観に行かれた時の
ブログ❣️
私達と同じ、、ちょうど同じ時期に、
同じ期間住まれていて、
今、またウィーンに暮らしていると
書いてあり、うわぁー、
こんな偶然ある??とドキドキして
懐かしい想いが溢れて、
いいね!しようと思ったら、
いいね!は受け付けられてなくて、
コメントだけ。
いきなりコメントも
ずうずうしいかな、、と思い、
しばらく時が過ぎました。

Instagramもやってらっしゃることに
気づき、ゆっくり拝見していたら、
何だか、、同じ時に同じ所に
いたのでは?と確信を持ち、
ドキドキしてきて、思わず
たくさん、いいね!を押しました。
そして、短いコメントを書きました。
同じ頃に住んでいました、、と。


お返事下さいました。
仮に🌹様とお呼びします!

🌹様:  ○区にお住まいでしたか?
            私は△区です。

私:        あっ、私も△区ですよ。
            ○○によく買い物に行きました。

🌹様:   あー、私も行ってました。




そして、互いの住んでいた場所を
伝えあったら、とても近い、、
生活圏は、ほぼ同じ。

Nさんという方が、その近くに
お住まいでしたが、、
ご存知ですか?と書かれ、、

そのNさんは、お嬢様が息子と同じ
キンダーガルテンだったので、
知ってるというか
ほぼ毎日会っていたし、ホイリゲや公園、
オペラやコンサートにも
ご一緒したことがあるお友達でした😆

そして、そのNさんを通じて、
私と、ブログで偶然(きっと必然)
見つけた🌹様は、20年以上前、
ウィーンで何度かお会いし、
お話して、コンサートにも
ご一緒したことがあったことが判明!
懐かしいお名前を久しぶりに伺い、
そうだ、そうだ、あの方❤️
旦那様とお2人、、とても社交的で
頭の回転が速く、会話もスマートで
本当に素敵なご夫妻だったこと
思い出したのです🥰
🌹様と、ご主人様も、私のことを
覚えていて下さり、感激✨

あまりのことに、大興奮で、しばらく、
家の中を、うそー!えー、うそー!!と
はしゃいで歩き回りました(笑)

20年以上の時を経て、ネットの世界で
ふたたび出会えるなんて❤️❤️❤️
今も、幸せな気持ちが溢れてきます✨
できればウィーンで、、
コロナ禍次第では
日本に帰国された後、
Nさんも一緒に🌹様と
再会できたらいいなぁと思います❣️







Nさんご家族と
ホイリゲに行ったときの写真。

左が息子で、真ん中が、
同じキンダーガルテンに通っていたお嬢様




キンダーガルテンに息子が入った時は

日本人の子供は、ちょうど

いなかったのですが

少しして、数人入られました。

時々、3家族くらいで、

お出かけをしました。

懐かしいです、、






それぞれ子供を主人に預けて
コンサートにも行きました。
オペラ座や楽友協会♪




キンダーガルテンの日本人母達!
時代ですね、、肩パッドが😆




日本でも、お正月にウィーンフィルの

ニューイヤーコンサートが放映されるので

見慣れた方も多いと思います。


ウィーン楽友協会のホール







黄金のホールと言われています。




昔の写真は色が悪いので💦
以下4枚は
ホームページ、Instagramより











休憩時間、、また、このホールで

コンサートを聴きたいです。






観にくいけど、この時は

イギリス人の指揮者

サイモン・ラトルでした。











この日は、まだ若かったキーシン君

(ピアニスト)

この席は、私が会員として

年間押さえていた自分の指定席です。

私は二つ席を持っていました。








会員席以外にも、色々座りました。

ホールの横側の席





2階の横側の席






2階最前列






ここは、ステージ上に設けられた席






いつも一階席から、

ステージの上の席の人って、

どんな気持ちで座ってるのかなと

思っていて、、やっと2回だけ、

この場所を取ることができました。





1回目は、ヴァイオリニスト

アンネ=ゾフィー・ムター🎻






ちゃんと後ろを向いて、こちらにも

お辞儀をしてくれます。

近い❣️






演奏する姿を後ろから眺める、
同時に聴いてる人達の様子も見える!
音は良くなくても、
貴重で素晴らしい経験でした。





2回目は、マウリツィオ・ポリーニ!

この日は、後半、
現代曲をやったので、
手に分厚い手袋をはめ、
拳や肘で鍵盤を叩いたりして、、
好きな表現ではなかったけど😅
近くでポリーニの演奏を聴けて、
幸せでした。



ステージ上の席の隣に韓国人の、、多分
音楽留学生の女の子が座っていました。
ポリーニがアンコール曲を弾き始めた時、
私、彼女が同時に「エスタンプ」と
つぶやき、、、
思わず顔を見合わせて、笑いました。

ドビュッシーのEstampes(版画)という
組曲の中の"雨の庭"という曲でした。

初めて会って、少しの時間、
隣に座ってポリーニのピアノを聴いただけ。
会話もなかったけれど、
アンコールの曲が始まった瞬間、
二人とも同じ曲が頭の中に流れ出して、、
同じタイミングで思わず出た
"エスタンプ"


やっぱり音楽って素晴らしいな❤️
言葉を超えて、繋がることができる!って
身震いした瞬間だったので、
今も、あの日のことは鮮明に覚えています。




旅行などで訪れて楽友協会の
コンサートの席を取ることも
できますが、、
人気のプログラムは、
なかなか取れません。
もちろん、ツアーなら
席を確保しているでしょうし
高めの手数料を払えば
街中のカルテンビューローと
呼ばれる所で
買うことも出来ますが。


私が住んでいた頃は、
ムジークフェライン(楽友協会)の会員は
世襲制!なのだと
まことしやかに言われていました。
実際、知り合いは
家族で、財産のように引き継いでいると
言ってました。
抽選で買うこともできたと
記憶していますが、
なかなか当たらなかったような、、

(今は会員のシステムも変わっているようです)

いきなりウィーンに住んで
会員になるなんて無理だな、、と
諦めていたら、なんと、
主人のラボの助教授が、二つ
(同じ年間プログラムの席を二つではなく
別の物で、別の席)持ってるけど
譲っても良いよと、、❤️
もちろん、二つ引き継がせて
頂きました❗️






会員になると、毎年、
1年間のプログラムが送られてきて、
席も確保されていますが、
プログラムも、全て買う形になります。
だから、もし興味がなくても、
チケットは購入するので、
それを知り合いに譲ったりする人は
いたと思います。
(そんなチケットが、カルテンビューローに
出回ることも)


毎月通っていると、お隣さんと
顔馴染みになり、
会釈するようになり
寒いね、、と短い言葉を
笑顔で交わすようになりました。
上品なおばあさま2人組でした。
もっと、あの頃、ドイツ語が
話せていたら、、と
悔しいです。




さて、、アルバムを見ていたら
ちょうど23年前の今頃の物が!
部屋の前のアパートに
煙突掃除人さんを発見❣️




その姿を見ると
幸運が訪れると聞いていたので
うわー、やったー😆と
急いで写真を撮りました🥰




ウィーンではクリスマスが終わると、
新年を迎えるために
街には、幸運のシンボルを売る
屋台などが出ます。

煙突掃除人、豚、四葉のクローバー
馬蹄、お金💴、、






今も、我が家の玄関には
一年中飾ってます!


ブログを読んでくださった皆様にも
良いことがありますように、、✨