生徒さんの楽器の選定をさせていただくことがよくあります。
皆さん、イタリア製の新作バイオリンがほしいとおっしゃいますが、製作者によって出来の良し悪しはさまざまですし、イタリア製というだけでもお値段がします。
それでしたら、フランス製やドイツ製の無名の製作者の古いバイオリンのほうが深みがあり柔らかい音色の楽器で、そこまで価格が高くなくていい楽器もあります。
もちろん個人的な趣味で、鋭くて強い音のするバイオリンが好きな方で新作がいいとおっしゃる方もいらっしゃいます。
しかし、長く使い続け、楽器から教わることを考えますと古い時代の楽器がいいと思います。
もちろん、イタリア製の古いバイオリンは素晴らしいですが、価格が高騰しすぎています。
イタリア製にこだわらなくても、古くていい楽器はあります。
スペイン王朝時代にイタリアから職人を呼んで制作したストラドモデルの古いバイオリン、スペインの深いくぐもった情熱を感じさせるような音色で素敵でした。
古い時代の楽器の魅力を語りだしたらとまらなくなりますが、イタリア製にこだわらずに、視点を変えて深みとしっとりした音色の古い時代のバイオリンを試奏してみてくださいね。
世界観が変わります!