前科持ちの主人公、
長い間音信不通だった父親の死を知らされる。

オンボロアパートで再出発、食品加工場で働き始める。
風変わりなアパートの住人、職場の上司、
また近くの川っぺりを舞台に物語は展開される。

かもめ食堂のようなほのぼの感はありませんでしたw。
登場人物がみんなくせ者なんですね。
日常生活の中に潜む毒的な物を感じさせられる映画でした。
アパートの住人(コトー先生)と子供が連れ立って売れない墓石を押し売りするシーンはツボでしたw。
ブラックユーモア的な笑いを誘うシーンがところどころに散りばめられてるんです。


父親の死、自分自身のおかした罪...
普遍的な若者の葛藤が描かれる。
アパート住人との交流、生活を送っている内に、
主人公は自分自身と向き合うようになるが...。


アパートで亡くなったおばあさんの口癖、
刹那、無刹那....ムコリッタ...
ムコリッタとは、仏教用語で時間を表す単位らしい。
1/30時間=48分。

映画に出てくる川っぺりが近所にある川とそっくりでw
子供の頃、みんなで集まって芋煮したり、散策したり
懐かしいこと思い出しました。
川っぺりが生きるのに不器用な登場人物たちに温かく寄り添ってくれるようなそんな感じを受けました。

この映画を見て
何気ない日常に訪れるちょっとした幸せを
見つけられるようになりたいなあって思いました。