2000年代に入ってからアメリカではバラードはださい、セリーヌ・ディオンと聞くと「バラードは...」という風潮があったみたいですね。
歌い方が単調、ソウルフルさがないなど批判ありますけど
セリーヌ・ディオンの魅力は歌の世界観に引き込む力強い声にあると思っています。元々フランス語圏で活動していた方なのでバックボーンにフランス語の詩的な世界観、歌に対する独特の感性があって引き込まれます。
セリーヌ・ディオンをリスペクトしているアーティストも多くアデル、ピンクなどインタビューで公言していますね。
「the colour of my love」はアルバムコンセプトがアダルトで落ち着いた雰囲気があっていいです。
声量を活かしてパワーで押しのける歌もありますけど、優しく繊細に歌い上げるバラードがメインなので聴きやすいですね。
持ち前の声量もハイトーンも圧倒させる感じはなくて歌を聴かせる感じで心地良いです。声のトーンの美しさにも定評がありますね。
アルバムで有名な曲は「The Power Of Love」でしょうか。
ジェニファー・ラッシュのカバー曲でデビットフォスターがプロデュースしています。賛否ありますけど僕は清涼感があっていいと思います。
特に好きな曲は「Only One Road」、「When I Fall In Love」、「No Living Without Loving You」、「Just Walk Away」ですね。
日本版のボーナストラック「to love you more」もおすすめです。
「When I Fall In Love」は古い曲のカバーですけどデュエットCLIVE GRIFFINの低音が素敵なのとセリーヌ・ディオンの声の掛け合いがすごくロマンチックでいいですね。
この時期、長年秘密にしていた年の離れた夫(14歳のデビュー時からともにしてきたプロデューサーで世間からのバッシングを恐れて極秘に結婚していました)との関係を公表して盛大な結婚式も開きました。
実際の結婚式の映像でもアルバム曲の「the colour of my love」を歌われていて印象深かったです。
Just Walk Away