ウッドショック・・・。
もうこの言葉は私にとっての最大の敵。
どうにもこうにも出来ないこの材木の値上げは昨年から依然継続中。
2020年ベースの単価に戻ることはほぼ難しいと思われますので、受注単価の値上げはもうどうしようも
ない事になります。
さらに昨年の秋ごろから続くアイアンショック・・・。
こちらは屋根材をはじめとする板金系の材料が顕著でしたが、外壁の金属サイディングも
影響を受けてます。
また窯業系のサイディングにしても今度は塗料の問題で値上げが起こり、使う材料の選択肢も
ほぼすべて影響大です。
さらにさらに、ビニール系の製品の値上げも止まりません。
世界的な原油高でこの分野もそう簡単には止まらないし、内装建材のビニールシート系の材料にも
影響が出始めてます。
さらにさらにさらに、設備機器の納品遅れはもうはや壊滅的。
IHヒーターが現在は本当に手に入りません。依然として衛生機器のウォシュレットやセンサー付きの照明
なども改善がなし・・・。
機種によってはエアコンやエコキュートも・・・。
もうすべての分野でないかい~!!!!!。
コロナの影響が半分、ウクライナ情勢や台湾問題等の中ロの動きによる問題が半分。
島国のアキレス腱が本当にわずかな筋でつながってる状況下にあるかと。
ただしいつまで続くかわからない上、おそらくまだここは通過点。
燦燦と輝く春が来るのを辛抱強く待ちますか!!!!!。
国会の論戦?、が始まり住宅業界での今の話題の中心である
「住宅ローン控除」の見直しの案が、昨日あたりから具体的に報道されてきました。
前回の施策では、消費税の引き上げが背景にあったのでローンの控除額も最大40万円(年間)の期末残高の1%(一般住宅)
という大盤振る舞いでした。
しかし、超低金利状態が続く今の状態では逆転現象が起きて利子のほうが控除率よりも低いという現実がありました。
ここに目をつけて今回は0.7%の最大21万円(年間)という素案が固まったようですが、
こうなるとここで完全に一線が引かれますね。
控除期間がまだはっきりしませんが20年という噂もあり、このあたりで帳尻合わせを考えてるような雰囲気もありますが
なんか、もう少し思い切った策ができないのかな~、地味だな~という印象はぬぐえません。
前にも書きましたがウッドショックやアイアンショックにここに来て塗料や石膏系も一気の値上がりで、
消費者にも施工者へももっと恩恵がある施策をもう少し考えるべきでは???と思います。
総理は
「屋根を修理するなら、日が照ってるうちに限る」と仰いました。
私は
「雨漏りがしないうちに早くしてください!」
という心境です。