アラフィフで婚活を始める女性が増えています。同い年か年下の男性を希望する人が多いのですが、結婚相談所からはシニア層ばかりを紹介されがち。そこで何事も経験だとシニア男性とお見合いしてみると、想像を超えた老後世界が待っていたのでした。

【内藤みかのあたらしいのがお好き】

 アラフィフ世代になってから結婚相談所に登録したMさん。仕事に夢中で、気づいたら40歳を超えていたといいます。

 それでも周囲に同様の独身女性がいて一緒に出かけたり食事をしたりしていたので、寂しいと感じることはありませんでした。

 しかし、そうした仲間も1人また1人と伴侶を見つけ、気づけばグループのなかで独身はMさんだけに。夫のノロケで盛り上がる会話についていけないつらさや、老後の孤独の不安から、結婚相談所に登録することになったのです。

【こちらもどうぞ】10歳超年上女にアプローチする男性が増えている。“出産が難しい”と断り、後悔しないための改善点

年下男性を希望したのにシニアばかり

 しかし直面したのは、アラフィフで婚活する厳しさでした。同い年の男性か年下の男性を希望するMさんでしたが、希望する年齢の男性からの申し込みは1件も入らなかったのです。

 相談所からは、「この年代の男性は、子どもが産める年下の女性を選ぶ人がほとんどなんですよ」と気の毒そうに言われる始末。

 しかし、シニアと呼ばれる60代以上の男性からは何通も申し込みがありました。

 写真を見ると、深く刻まれたシワに白い頭髪にやはり抵抗を感じてしまいました。まだまだ若いつもりだったので、高齢者と交際することを勧められても、どうしても納得できなかったのです。

60代の男性とお見合いすることに

 結局Mさんは、60代の男性とお見合いすることになりました。同年代や年下には自分から交際を申し込んでも断られてしまい、結局会えるのはこの世代の男性だったのです。

 せっかく高い入会料を払って登録した相談所なので、1人でも多くの男性と会っておこうと思ったのです。

 お会いした男性はにこやかで、Mさんを前にしてかなり嬉しそうにしています。「こんな若い人に会ってもらえるのは初めて」と言うのです。

 60代の彼は、同年代の女性ばかりとマッチングしていたのだとか。

相手はもうすぐ定年…にゾゾッ

 Mさんは都心のホテルのティールームで、60代男性が張り切って語る人生プランを聞きました。

 彼は来年で定年退職をする予定だというのです。リタイア後は警備員のバイトをちょこちょこしながら、のんびり庭いじりや温泉旅行をして過ごしたいのだとか。

 それを聞いてMさんはゾッとしました。50代のMさんはあと10年は働き続けるつもりなので、彼の老後生活に合わせられそうにありません。働き続けるMさんと、庭いじりをする彼とでは生活のテンポも違いそうです。

 さらにMさんは、ショッキングなことを聞かされました。

「介護をまかせられて安心だ」

「どんな持病があるの?」と、いきなり聞かれたMさん。「持病はないです」と答えると、彼は膝を痛めていたり、健康診断で高血圧だと言われて薬を飲んでいると言ってきたのです。

 さらに「あなたは若いから、介護をまかせられて安心だ」とまで。

 まるで介護ヘルパーを見つけるために婚活をしているかのように感じ、Mさんはお見合い後、相談所を通して即刻お断りしました。

 しかし相談所の担当員は「あの人は都内に持ち家もあって、いい条件だったのに」と惜しそうにしていました。

せめて仕事をしている人と

 最近ではMさんは、自営業やフリーランスの60代ならお見合いをしてもいいと考えるようになりました。彼らには定年という概念がないので、仕事を続ける意思がある人も多いと感じたからです。

 本当は50代以下がいいのですが、なかなかマッチングしないので、せめて仕事が好きな60代をと考えたのです。

 しかし健康寿命を考えると、60代の男性と結婚したら、元気で仲良く一緒に過ごせる期間は長くはないかもしれません。

 介護生活になる可能性も考えると、やはり尊敬できる男性と残りの人生を過ごしたいと考えてしまうMさん。ベストなお相手に巡り合うまでには、いくつもの葛藤を乗り越えていく必要がありそうです

結婚相談所は知っている「婚活の落とし穴」

 婚活をしているとどんな人と結婚すれば失敗しないのか? どんな人を選べばいいのか?悩むことはありませんか? 特に婚活が長引いてくると「いったい誰を選べばいいの?」と悩む方も増えていきます。  今回は、「結婚相手として選ぶと後悔する絶対選んではいけない相手」についてお伝えします。  間違いなく出会った段階で見抜いたほうがいいポイントになりますのでぜひご参考にしてください。

無事に成婚に至った38歳男性の後悔

 サトルさん(仮名・38歳)は婚活歴2年になりご相談に来ました。年収600万円、168センチと特に女性に選ばれない理由もなく、「ただ、タイミングが合っていないだけ」と私も感じ、「どんな人なら前向きに進むのか」という基準をきめ、お見合いを進めていきました。 「アプリも結婚相談所も婚活パーティもしてきて、いったいどんな人と付き合えばうまくいくのかわからなくなってきました。でも、未来を考えて『どんな人とならその結婚を作れるのか?』をイメージしたら、なんだか奥さん像がリアルになってきました」  最後の婚活としてサポートすることになり、半年経ったとき……真剣交際に進みたい方と合意し、真剣交際に至ることに。真剣交際中、多少気になるところはあったにせよ、彼女しかいないと決意し、成婚。しかし、その後……彼女が交際中とは言っていることが変わってきてしまったのです。

話せば話すほど拗れるコミュニケーション

「私は本当はこうしたかった」「交際中は気を使って言えなかった」「私の親はこう言っている」など、話せば話すほど拗れるコミュニケーションに彼も受け止めきれなくなりました。 「もう結婚は難しいと思います……もう一度婚活をスタートからやると思うと心が折れそうですがやるしかないですね」  こんな人がいいという基準を明確にするとともに「同時に絶対に選んではいけないお相手」も明確にしました。その際、私がアドバイスしたのは次のような女性は避けるということでした。

 

「結婚相手に選んでしまうと、必ず後悔する女性」の特徴

特徴①「自己中心的な性格」 デートプランを任せっきりにしてきたり、遅刻やドタキャンなど自分のペースを変えずに交際する人は交際中にも自己中の片鱗を見せています。好きだからと甘やかすと、成婚後痛い目に……。 特徴②「共感力の欠如」 他人の感情や立場に対して無関心で、共感できない人は、共に生活をする時に苦労します。また、自分の親を優先してあなたを優先してくれない可能性も。 特徴③「短気で攻撃的」 すぐに感情的になる人は、成婚後怒りっぽくなる傾向に。仲人さんとの関係性などよく見てみるとその片鱗がでています。 特徴④「物質主義や浪費癖」 ブランド物をよく持っていたり、過度に物質主義的な価値観を持っていると、将来的に生活観の価値観に違いが出るかもしれません。 特徴⑤「過度な依存心」 自分の幸福を他人に依存しすぎる人は、自立した関係を築けず、相手に過度な負担を強いることが多いです。これは親子関係をみるとよくわかります。特に実家から出たことのない方は要注意ポイント。「こうしてほしい。何でわかってくれないの?」という人は依存度が高い傾向があります。 特徴⑥「嘘や不誠実」 結婚相談所には少ないですが、小さな嘘でも初めから嘘をついている人は絶対にその後の関係に常に嘘が入ります。 特徴⑦「相手の家族や友人を軽視する」 あなたの大切な人を大切な人として扱ってくれない人は、家族になったときに雑に扱われることになります。

しっかりとお相手の女性と自分自身と向き合う

 サトルさんは交際中から自分もこのポイントをきちんと意識しながらお相手探しを行いました。しっかりとお相手の女性と自分自身と向き合った結果、とても素敵な方と成婚に至ることになりました。  今は2児の父。長期的な関係を作るために最低限避けたほうがいいお相手は避けることは絶対にやるべきです。  できることならサトルさんのように手痛い経験をすることなく、最高のパートナーと出会っていきましょうね。そのためには、今回、ご紹介した7つの特徴はぜひ意識していただければと思います。

亭主関白と聞くと、あまりいい感覚を持たない人が少なくないでしょう。また、同じようなイメージでモラハラという言葉もあります。

しかし、亭主関白やモラハラな男性とは結婚したくないと思う女性は多くても、具体的に2つの違いが分からないケースもめずらしくありません。

この記事では、亭主関白の特徴やモラハラとの違いなどを紹介します。幸せな結婚を叶えるために、自分が不幸になる男性を選ばないよう参考にしてみてくださいね。

亭主関白の男性の特徴とは?

それではまず、亭主関白とはどのような人を指すのかをみていきましょう。亭主関白とは、家庭の中で夫が支配権を持っている状態のことを言います。

たとえば、夫の言うことは絶対で、どんな物事でも妻はそれを聞くしかないという状況です。

夫が、家庭内では絶対的な権力を持っているため、どのような場面でも支配者のようなポジションにいることになります。

亭主関白とモラハラの違い

次に、亭主関白とモラハラの違いについて解説していきましょう。

亭主関白とは、先ほども触れた通り、家庭内で夫が絶対的な権力を持っている状態であり、支配者的なポジションにいることです。

一方、モラハラはモラルに反した嫌がらせや虐待行為をすることを指します。

どちらも、妻に対して威圧的な行為であったり、女性を下に見て支配したりすることに関しては同じです。

しかし、モラハラは妻の気持ちを度外視して、人格を否定するような言葉を浴びせ精神的な苦痛を与える行為のため大変悪質です。

亭主関白は、家庭内で威張っているとはいえ、夫の言動に対して妻が怯えていたり、苦痛を感じていたりすることは基本的にありません。

また、夫婦の性格によってはリーダーシップを取る夫と、それに従う妻という本人たちにとって心地よいバランスが保たれている場合もめずらしくないでしょう。

亭主関白にみられてしまう男性の行動

亭主関白とモラハラには違いがあるといえ、令和の時代の女性にとって亭主関白な男性とは結婚したくないと思っているケースも多いでしょう。

以下にピックアップした行動がみられる男性は、亭主関白になりやすい傾向があります。

男性側は、意識しないで行っているケースもありますが、小さなことでも同じ家庭内で生活をするとなると、苦痛を伴う生活になりかねないので覚えておくといいでしょう。

 

1.頑固で自分の非を認めない

まず1つ目は、頑固で自分の非を認めない点です。

亭主関白の男性は、自分が常に正しいという価値観で生きているので、たとえ人から間違いを指摘されたとしても、認めようとしません。

また、自分のやり方や考え方を妻に押し付けて、従わせようとする頑固さもあり、妻の価値観に寄り添うという姿勢も少ないでしょう。

2.横柄な態度

2つ目は、横柄な態度であるということです。

亭主関白は、家庭内で絶対的な決定権・支配者的なポジションにいるため、横柄な態度が目立ちます。

間違ったときでも謝ることは少なく、いつでも自分が一番という態度でいるのです。

3.家のことは女性の仕事と思っている

3つ目は、家事は女性の仕事だと思っている点です。

亭主関白は、「家は女性が守るもの」という意識が強く、家事の手伝いなどはしません。

しかし、妻のやり方に従わずに小言が多く、自分の思った通りに妻が動かないと機嫌が悪くなりがちです。

4.「ありがとう」を言わない

4つ目は、「ありがとう」を言わない点です。

亭主関白は、女性を下に見ている傾向があるため、妻に対して感謝の気持ちを伝えることは基本的にしません。

なぜなら、「しっかりできて当たり前」という意識でいるからです。

また、女性に感謝を伝えれば、自分が女性よりも下になったように感じるため、何かしてもらっても当たり前と受け取り、感謝を表現することはありません。

5.女性はこうあるべきという理想がある

そして5つ目は、「女性はこうあるべき」という理想があるという点です。

亭主関白にみられてしまう男性は、いわゆる昭和の理想の女性像のような良妻賢母を求める傾向があります。

家庭を守る女性はこうあるべきとの理想が高いため、それをパートナーに押し付けてしまうケースも。

また、妻が自分の理想像から外れると機嫌が悪くなり、自分の理想に従わせようとする横柄な態度が目立つのも特徴です。

亭主関白男を見分ける力が大切

亭主関白は、昭和の時代のことだと考えている人が多いかもしれません。

しかし、親が亭主関白の家庭で育っている男性は、その父親像が普通のため、自然と亭主関白な態度をとってしまう傾向があります。

モラハラのように、精神的な苦痛や虐待のような行為はないにしろ、女性が下の立場だと思っている亭主関白の男性とは、幸せな生活を送るのが難しい場合も。

今回は、亭主関白にみられてしまう男性の行動も紹介しましたので、パートナーの男性や好きな人が亭主関白になりやすいかどうかしっかりチェックしてみてくださいね。

モテようと頑張りすぎると、逆にイマイチな印象を持たれやすいので注意。自分ではカッコいいと思っても、側から見ると「そうでもない」ということは結構あります。

一度ついたイメージをくつがえすのは難しいので、初めから気をつけていきたいところです。

今回は、カッコいいと思ってやっていることが実はダサいことあるあるについてご紹介します。

カッコいいと思ってやっていることが実はダサいことあるある

早速、男性には面と向かって言えないけど、ダサいと思われやすいこと10選についてご紹介します。

体型に合っていない服を着ている

大は小を兼ねると言わんばかりに、ダボダボの服を着ている方は、ダサく見えます。

体型に合っていないのでかっこがつかず、野暮ったい印象を持たれます。

特に服を買う時は、試着をせずに通販サイトで購入する方は注意。

女性は隣にいて恥ずかしい気持ちになることがあります。

ロゴの主張が激しい服を着ている

大きいロゴマークがついた服は、見る人によっては、子どもっぽい印象を持たれることがあります。

話している時もつい見てしまうなど、目のやり場に困ることも……。

日本語に直してみると、「もう結構です」「あなたは私を愛していますか?」と何とも微妙ということもありがち。

服を買う時に迷ったら、こだわりがない場合は、無地を選ぶのが無難と言えるかもしれません。

全身ハイブランド

実は逆効果! 全身ハイブランドは、カッコいいと思いつつ、逆にダサく見えることがあるので注意。

見る人によっては「お金持ちアピール?」「こだわりが強そう……」とマイナスな印象を持たれやすいです。

ハイブランド品は、コーデの一部に取り入れた方がオシャレに見えます。

胸にサングラスをかける

胸にサングラスをかけるファッションコーデは、見る人によってはダサいと感じます。

いかにも「オシャレしました」感が透けて見えると、興ざめします。

また、曇りの日に行っていると、やってる感が出やすいので注意。

特に、初対面の方には避けた方が良いコーデと言えそうです。

テレビを見ていないアピールをする

テレビ見ていないアピールは、受け手によっては、ひねくれていると感じます。

特に、自分から進んでアピールしていると癪に障ります。

「まだテレビ見てるの?」「もっと他のことに時間使おうよ」と煽られたら、イライラすることでしょう。

アイドルが全員同じ顔に見えると言う

「アイドルが全員同じ顔に見える」と言う方はカッコいいと思われるどころか、女性に興味がないアピールをしていてダサいです。

特に、その場にアイドルのファンがいると気を悪くさせます。場合によっては、空気が読めない認定を受けやすいです。

余計なことは口に出さない方が好印象を持たれます。

年下に対して偉そう

カッコよく見られたい方こそ、無意識のうちに、年下に対して偉そうな振る舞いをすることがあります。

自分を大きく見せるために、間接的に後輩をけなすこともあるかもしれません。

また、年上の方には媚びへつらうのに、年下にはタメ語、上から目線であれば、マイナスな印象を持たれやすいです。

女性は男性のさり気ない仕草もチェックしていることがあるので注意。

「〇〇しない人は人生損してる」と言う

何かを褒める上で、他人を下げないと気が済まない方っていますよね。

「〇〇しない人は人生損してる」と言う方は、カッコいいと思われることはありません。

「じゃあ今の私は不幸ってこと?」と突っかかりたくなる方もいるかもしれません。

結局は主観であるので、人によってはくだらないと感じていることがあります。

ノープランでデートをする

ノープランでデートをする方も、カッコいいと思われそうで、ダサく見えることがあります。

当日行き当たりばったりで、結局上手くいかないと揉めます。

「結局、デートプランを考えるのが面倒なだけじゃん」と見透かされやすいです。

デートをする時は緻密な計画は練らなくても、ある程度行く場所は決めておいた方が良いかもしれません。

自分の話ばかりする

ベラベラと自分の話ばかりする男性は、一緒にいる女性をうんざりさせます。

「自分のことしか考えていない」とマイナスな印象を持たれやすいです。

過去の栄光を語るなど、自分をカッコよく見せるエピソードを話すほど逆効果。

満たされていない気持ちがあるのかなと、偏見を持たれることもあるでしょう。

人との会話で無言の間が続くと「何か話さなきゃ」と、変に焦ってしまう方ほど、自分の話をしやすい特徴があります。

カッコいいとダサいは紙一重?

カッコいいと感じる行動も、頑張りすぎるとダサいと思われることがあるので注意。

自分をよく見せたい気持ちが透けて見えると、ドン引きすることがあります。

しかし、相手に面と向かって言えないことも多いでしょう。価値観を押し付けられた時こそ、はっきり断る潔さを身につけていきましょう。

 お見合いから仮交際に入っても、1度か2度デートをすると断られてしまう。そんな経験はありませんか? 実はお見合いには、“3回の壁”があるのです。お見合いを1回と数えて、ファーストデート、セカンドデートと、この3回の壁を通過しないと、なかなか真剣交際や結婚にまで進めません。仲人をしている筆者が、婚活の現状をテーマ別に考えていく当連載。今回は、なぜ3回の壁が越えられないのか。越えるためにはどうしたら良いのかを、一緒に考えていきましょう。 【写真】参考にしたい、ハイスペ男子から見た残念な女性のファッション

いつも1度か2度の食事でお断りがくる女性

 みさこさん(38歳、仮名)は、メーカーの広報で働く女性です。お見合いの通過率はとても良いのですが、仮交際に入って、1度か2度の食事をすると、相手からお断りが来ることが続いていました。  話し下手で暗~い雰囲気の女性ならば、男性からお断りが来ても致し方ないのですが、みさこさんは、正反対のタイプ。ご自身でどんどん話題を提供できますし、明るくて笑顔もチャーミングです。 「どうして私は、3回の壁が越えられないのでしょうか?」という相談が来たので、お相手と会ったときに、どんな会話をしているのかを聞いてみました。  彼女は、誰もが知る有名私大を卒業しています。年収も800万円を超えるバリキャリでした。 「みなさんが大体プロフィールに書かれていたことを掘り下げて聞いてくるので、休日の過ごし方や趣味の話をしています。趣味の海外旅行はどの国が良かったとか、通っているジムで受けているパーソナルトレーニングの話とか」  さらに、こう続けました。 「あと私、仕事に関しては努力して切り開いてきたという自負があるので、結婚しても仕事は続けたいと伝えています。結婚してワンオペ家事、ワンオペ育児になるのは、避けたいので、家事や育児は分担したいというのも伝えています」  この面談を終えて、なぜみさこさんが3回の壁を越えられないのか、筆者にはわかった気がしました。

「私」を前に出した会話をすると選ばれない

 仕事の場では、「弊社はこういう方針でこんな努力を重ねています。売りはこちらです」と、明確に伝えた方が、プレゼンはうまくいきますよね。ところが、婚活の席では、「私は、こういう人間です。結婚生活ではこんなことを希望します」と明確に伝えると、いい結果を生まないことが多いのです。  結婚は、それまで全く違った環境で育ってきた男女2人が、一つ屋根の下で暮らすこと。日々を紡ぎながら、家族という形を一緒に作っていくものです。育ってきた環境が違えば、考え方も違う。「自分がこうしたい」という明確な主張があり、それを強く押し出す人は男性も女性もなかなかお相手に選んでもらえません。  自己主張の強い相手と結婚したら、そこに合わせていかなければ喧嘩になる。喧嘩をしたくないと思ったら、自分は嫌でも相手に合わせないといけない。そんな生活は、面倒だなと思ってしまう人が多いのです。  “亭主関白”“かかあ天下”といった、昭和の時代に流行った言葉は、もはや死語。どちらかが家庭の主軸になるのではなく、夫と妻は平等な立場で話し合い、家庭生活を営んでいくのが現代のスタイルです。

 

では、自分の希望をどう伝えたらいいのか

 だからといって自分の思いや、やりたいことをパートナーに伝えられなければ、またストレスがたまりますよね。  では、どんなふうに伝えたらいいのか。婚活では、常に“私は”“私が”という会話をするのではなく、“あなたはどう思いますか?”の会話をしようと心がけるとうまくいきます。  これはどういうことかと言いますと、「私、結婚しても仕事は続けたいんです」と自分の主張をするのではなく、「結婚して、女性が仕事を続けることをどう思いますか?」とお相手に、お相手に尋ねてみる。 「ワンオペ家事、ワンオペ育児になるのは困ります」と言うのではなく、「家の事は、ご自身でなさっているんですか?」「家事はなにが得意ですか?」「子どもは好きですか?」「育児には、参加したいと思いますか?」そんなふうに、相手からの答えを引き出すようにすると、相手がパートナーに何を臨んでいるかがわかります。  もうひとつ、わかりやすい例でいうと、デートの待ち合わせに、相手が遅れてきたとします。このとき、自分の気持ちをそのままぶつけて、こんなことを言ったら相手はどう思うでしょうか? 「20分も待っていたのよ。私は、約束を守って時間どおり来たのに、なんで遅刻したの?」  相手は、「遅刻したことが悪い」と思っていても、カチンとくるでしょう。そうではなく、相手側に立った言いかたをする。 「遅かったから、事故にでもあったんじゃないかと、心配したわ」  この2つのセリフを言われたときに、遅れてきた相手はどう感じるか。それは、もうおわかりですね。

婚活における“3回の壁”の正体

 前出のみさこさん同様、婚活がうまくいっていない方は、「お見合いから交際には入れるのに、1度か2度食事をすると、なぜか相手からお断りがくる」と、感じていませんか?  では、婚活“3回の壁”の正体についてお話ししましょう。  お見合いを1回と数えて、仮交際に入り、ファーストデート、セカンドデートの3回をうまく越えられると、その交際は真剣交際や結婚に近づく。これが“3回の壁”です  実はこれは、「スリーセット理論」という人間の心理からきています。人は、無意識に以下のような流れで、相手の印象を見極めています。 ・1回目に会ったときには、見た目などで、第一印象を決める ・2回目に会ったときには、1回目に会った時の印象が正しかったか、再確認する ・3回目に会ったときには、その印象を確認して、固定する  つまり3回会うと、その人がどういう人なのかわかって、その人と自分が合うか、合わないかを決めているのです。  みさこさんの場合、1回目のお見合いでは、明るくて笑顔が魅力的。筋トレや海外旅行が好きというアクティブな一面もあるし、自分の意見をしっかり言う女性という印象をお相手は持つのでしょう。  そして、ファーストデートで2回目に会ったら、「私は、こういう人間です」「こういう結婚生活が理想です」と意見を言われて、最初の印象で抱いていた“自分の意見をしっかり言う女性”という印象がさらに強くなった。  さらに3回目で、“自分の意見をしっかり言う女性”という印象が固定してしまい、こんな女性と結婚したら、家庭の中のルールは彼女が作って、自分の意見は聞いてもらえないな、という気持ちが固定してしまった。  仕事をする場合、職場には定められたルールがあります。働くことで対価を得るのが仕事です。従いたくないルールがあっても、そこの社員である限りは、従わなくてはいけません。  でも、結婚は違います。2人で築く家庭のルールは、2人で決めていくもの。自己主張の強い相手、自分ルールを押し付けてくる相手とは、結婚したいと思わないのが、人間の心理なのではないでしょうか。  仕事から帰ってきたら、家庭の中では癒されたい。  婚活がうまくいかないと思っている人は、自分がどんな会話をしているのか、もう一度振り返ってみてください。  相手が自分と一緒にいたときに、どうしたら幸せを感じてくれるか? 自分が幸せになるためには、相手の幸せをまずは考えてあげることが、良好な関係を築いていく上で大切なことです。