結婚相談所の経営者として婚活現場の第一線に立つ筆者が、急激に変わっている日本の婚活事情について解説する本連載。今回は、2023年の婚活を振り返り、2024年の婚活を乗り越えるうえで欠かせない3つのキーワードをご紹介します。

家事・育児はできる人がやる

1. パワーカップル

パワーカップルのはっきりとした定義はありませんが、一般には世帯年収1000「夫婦共に年収700万円以上」と言われています。(ニッセイ基礎研究所のレポート「パワーカップル世帯の動向」より)弊社の結婚相談所ではも、男女ともに年収800700万円以上の20〜30代の会社員が成婚するケースが2023年でかなり増えました。

女性も働き続けることが当たり前の時代ですから、男女問わず家事・育児はできる人がする。だから料理が得意な男性や、調理家電や掃除家電などの家電情報に詳しい男性が増えています。

男性の年収が1000万円以上あったとしても、女性に「専業主婦になってほしい」とは言いません。共働きのうえに、男性が長期で育児休暇を取るケースも増えてきています。

女性が大きなプロジェクトを抱えるなどして長く休めない、休んでしまうと復帰後のポジションが心配ということで、「だったら僕が育児休暇を取るからいいよ」と潔く男性が休むようにもなりました。

 

 

30代後半でIT企業に勤める女性・さとみさん(仮名)は、1人っ子で実家暮らしのため、家事は「ママ、ママ」と母親にまかせっきり。

そんなさとみさんと結婚したのは、やはりIT企業に勤める30代前半の慶太さん(仮名)。慶太さんはお姉さんと妹がいて、幼い頃からお姉さんに「ああしなさい、こうしなさい」としつけられ、妹が生まれてからは「お兄ちゃんなんだからしっかりしなさい」と言われて育ってきました。慶太さんは年下ながらもさとみさんをリードし、家事も手際よくこなし、よきパートナーとなっていました。

ぶつかるのではなく、助け合える

パワーカップルが増えた背景には、物価が上がる一方で給料は上がっていかないという経済的な不安があります。それは男女とも同じ。だったら助け合おうという同志のような感覚が生まれているようです。

「パワーカップルはお互い我が強いからぶつかるのではないか」「忙しすぎてすれ違いが生じ離婚するのではないか」というイメージを持っている人もいますが、今は助け合いの時代。

助け合うならお互いを理解できる人がいい。ということで、同じ業界の会社員同士のカップルも多い。忙しくて帰りが遅くなっても理解してくれるのですれ違いもありません。

ある男性は、カウンセリング時に「どのような結婚生活が理想ですか」と質問したら、「会社の上司が会議中に『子どもをお風呂に入れなきゃいけないから、もう終わりにしましょう』と帰っていきました。それを見たときにかっこいいと思って、僕もそういう結婚生活を目指そうと思っています」と目を輝かせていました。

 

 

その男性は年収が1500万円ありますが、「女性には専業主婦になってほしくない。家事も育児も分担するので、働き続けてほしい」と言う。時代は変わりましたね。

一方で、最初から「子どもはいらない」というパワーカップルもちらほらいます。それは経済的な理由で子どもを持つことを諦めたということではなく、「それぞれが仕事に集中したい」という思いからのようです。

「お医者さまは神様」は過去の話に

2. 医師よりIT系

かつて婚活現場では、「お医者さまは神様」のような存在でした。「とにかくお医者さまと結婚したい」「お医者さまなら誰でもいい」という女性がたくさんいたのです。いまはそれがIT企業の会社員に移ってきています。

理由の1つに、IT企業社員の高収入化があります。医師と結婚したがる女性の一番の理由は高収入ですが、IT企業でも、特に外資系では2000万円超えもめずらしくなくなりました。以前のように「高収入=医師」という固定観念が崩れつつあるのです。

また、コロナ禍で医療の逼迫や医師の苦労が連日報道され、医師不足も社会問題化しています。医師は尊い職業である一方で、仕事が過酷で大変そうと思う女性も増えてきました。加えて、IT企業の社員のほうが社内や取引先で揉まれて人当たりがいい、おしゃれな人が多いというイメージを持っているようです。

そして何より一番の理由は、あれこれ口を出す母親がいないこと。これは婚活においては非常に大きい。婚活では医師とその母親は必ずといっていいほどセットになっています。

 

私の体感では、医師とマッチングすると、約半数が母親によって潰されます。母親は自分の息子を「私が医者にした」という意識が強いのでしょう。

実際、小学生のころからお弁当を持たせて塾の送り迎えをして、一生懸命医師に育て上げた。だから、結婚にも口を出す。息子の希望など一切聞かず、「息子をそこらの人とは結婚させないで」「あんな女性との縁談は潰してください」と平気でおっしゃる方もいます。

一方、IT企業の親は息子がいくら高給取りだろうが、口を出してくることはまずありません。ちなみに、女性医師のお母さんも出しゃばってきたことはありません。

医師との結婚を望んでいた女性も…

20代の看護師の女性・かおるさん(仮名)は、典型的な”お医者さま病”でした。周りに医師がたくさんいる環境ですし、同期が医師と結婚しているからうらやましくて仕方がない。それで「私も医師と結婚したいんです」と入会。

しばらく医師とのお見合いを続けましたがなかなか成果が出なかったので、私が「高収入の方がいいというのであれば、この会社員男性も年収2000万円ですよ、こちらも1800万円ですよ」とIT企業の男性を紹介。実際に会ってみたら、おしゃれでエスコートが上手くて話もおもしろかったそうです。

医師は、医師になった瞬間から「先生、先生」と呼ばれて周りにお膳立てをしてもらう立場なので、エスコートに慣れてない方が多いかもしれません。結果として、かおるさんはIT企業勤務の30代男性と成婚しました

 

3. 増える尊敬婚

年上女性と年下男性や、年収が高い女性と低い男性の組み合わせがかなり増えてきました。最初のカウンセリングで男性に「どんな女性がいいですか?」と質問すると、「頼れる女性がいいです」と言う人も増えています。一方で女性に「どんな結婚生活が理想ですか」と質問した時、「家を守って夫をサポートしたい」という答えは滅多に聞きません。

プロフィールに相手の希望年齢を書く欄があるのですが、かつては30代後半の男性の場合、「20代から30代前半まで」と書く人が圧倒的に多かった。子どもを産むことなどを考えて、35歳が壁となっていました。ところが今は、「30代から40代前半」と書く男性もたくさんいます。

女性の胃袋を掴む男性

50代女性の恵さん(仮名)は、40代前半の男性・裕之さん(仮名)と結婚しました。恵さんはスタイル抜群で色気のある女性。外資系企業の営業職で、年収が裕之さんの2.5倍、1500万円あります。

恵さんは、婚活1年目は自分より年収が上の60代とばかりお見合いしていましたがうまくいかず、婚活2年目に入って「若い男性とも会ってみませんか」とアドバイスしました。

最初は「私なんか無理ですよ」と言っていましたが、裕之さんとお見合い。裕之さんは、年収は500万円台ですが、料理がとても得意で、自宅には調理用具をたくさん揃えています。自宅デートで恵さんの胃袋をしっかりと掴みました。昔は女性が男性の胃袋を掴むものでしたが、今は男性が女性の胃袋を掴む時代なのです。

裕之さんに「恵さんのどこがいいですか」と聞いたら、「頼りがいがあるところ」と即答。恵さんは裕之さんの「優しくて料理が得意なところ」と答えていました。びっくりしますね。時代が大きく変わったと感じた2023年でした。

 

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数少ない事例を上げてあたかもアラフォー女性の結婚している割合が高いと錯覚・・

 

 

 

結婚している割合は20代が7割と従来どおりに高いです

 

何も変わっていません、時代が変わっても世代別の婚姻数の割合は変わっていません。

 

 

 

 

 

数少ない事例を取り上げて売れ残りの余り物になっている人に希望を持たせてあたかも結婚できると錯覚・・事実は異なります。・

 

 

 

都市部だけの話です、地方の話ではないです。

 

 

 

芸能人が40代で結婚したことで自分も結婚できると勘違い・・芸能人と一般人は違います。

 

 

 

 

結婚は共同生活でたかる目的ではないです、相手がいての結婚です、

 

自分の利益を相手に求めるものではないです。

 

 

 

 

売れ残りの余り物になっている婚活オバサンは誰にも相手にされません、外見、内面悪し・・条件が悪いです。

 

 

極端な事例で騙されないようにしないとね。

 

 

 

アラフォー女性の結婚している割合は国の統計でも1%以下、結婚相談所だと尚更低い・・

 

 

年齢高くなると売れ残りの余り物だらけ・・選択肢がなくなっていきます。

 

選ばれることも無くなっていきます。

 

 

 

 

 

国の統計が事実を物語っています。

 

 

 

 

 

 

 

 

モテる人は自己投資、自己改造して言動、行動変え自分で異性を見つけ結婚しています、

 

常に自分をアップデートしているからモテます

 

 

 

 

 

 

それが出来ない、やらない人が婚活市場に出てくる・・

 

何もやらないで婚活市場に出ても同じ事の繰り返し、ハムスターの回し車と同じ状況・・

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

時間と若さは元に戻りません。

 

 

行動こそ全て!

 

 

 

気をつけませんとね。