結婚相談所のお見合いでは基本的に60分1本勝負となる。短い時間で今後、結婚相手になれるかを見極めなければならない。最も知るべきなのが「お金」や「家庭環境」のリサーチだろう。
「マリーミー」代表で、婚活アドバイザーの植草美幸氏は、現在から過去に遡る「逆時系列の法則」と、自分が先に話してから、あなたは?と問いかける「and Youの法則」がお勧めだという。以下、『「良縁をつかむ人」だけが大切にしていること』(諏内えみ氏との共著、青春出版社)から一部抜粋、再編集しています。 アラフォー大人女性に人気の国際結婚はいま…「優しい日本人女性」求める外国人男性 ◇ ◇ ◇
まずは現在の勤め先やポジションからさかのぼるのがいいでしょう。
たとえば、「現在はIT企業の○○にお勤めなのですね。お聞きしたところによると、数万人の社員さんがいらしてすごく大きな会社ですよね」と現在のプロフィールについて、ポジティブな感想を述べます。
現在の仕事については、「今どんなプロジェクトをやっているんですか? 何人くらいのどういうチーム編成なのですか?」と聞くと、その会社やチームの中でのポジションも見えてきますから、将来性や出世できるかどうかも見えてきます。 これから転職するつもりなのか、あと何年くらいこの会社で働きたいのか、退職するのは何歳くらいを考えているのか、という未来についても合わせて聞いておきたいですね。
さらに、現在の会社名で調べると、何年目でどれくらいの年収になるのかわかりますから、年収をハッキリとお聞きしにくいような関係性でも、直接聞くことなく探りを入れることができます。 そ
の後は、「どうしてそこの大学に行こうと思われたのですか?」「高校のときは何か部活はなさっていたのですか?」とドンドン遡っていきましょう。過去の苦労や努力をお聞きしたら、ねぎらいを込めた言葉をかけることも大切。
「高校は県外へ進学されたのですね、往復何時間くらいですか?」「3時間くらいかかっていましたね」「それは大変でしたね! それで部活も勉強も一生懸命されていたなんてご立派ですね!」などと、過去のこととはいえ、褒められた気分になるものです。 いずれも、3:7の割合で、相手に多くしゃべらせることを意識して、質問をしていきます。
ポイントは、「私は大学には実家から通っていました。鈴木さんは大学生のときは一人暮らしだったんですか? なにかアルバイトをされていましたか?」というように自分の話→相手の話の流れで話を振っていくと、尋問になり過ぎることなくたくさん質問できますから、相手は「自分に興味を持ってくれた、好意を寄せてくれている」とうれしくなるものです。
=子ども時代の習い事は重要 幼少期の話、特に子ども時代の習い事は重要です。会話のキャッチボールを2~3往復するだけで、相手の家柄や親子関係、教育費や塾代にどのぐらいかけていた家庭かが大まかに見えてきます。
例えば、「私はピアノ教室に通っていました。鈴木さんは何をなさっていましたか?」「年長さんから公文式と剣道に通い、小3からは進学塾にも通われたのですか。
習い事にはおうちに帰ってから行かれたのですか? 学校の帰りにお1人で通っていらっしゃったのですか?」と聞いたとします。これでだけで、未就学児から月額2万円以上の習い事をしていらしたこと、週3回以上送り迎えがあるので母親はおそらく専業主婦、中学受験を見据えて早々から月額4、5万円以上の教育費をかけたことが推測できます。
また彼の両親や祖父母の馴れ初めや実家の話まで掘り下げていくと、家族関係や相続状況などもわかります。