自分と向き合うことで「人は変われる」を自ら体感してきた経験から、誰も教えてくれない「幸せな結婚を叶えるために重要なこと」をお伝えします。

「お父さんは稼げない」が口癖の母に育てられた女性

 あなたは普段、自分磨きにどのくらいお金をかけていますか?  自分磨きはもちろん素敵だけど、勘違いすると取り返しのつかないことになることもあるんです。  私のセッションに来てくれた彩香さん(仮名・31歳)も、そんな女性でした。幼少期から貧乏な生活だった彩香さん。 「お父さん、全然稼げないから。もっとお金稼いでくれる人がよかった」がお母さんの口癖だったそう。だから、なんとしてでもハイスペ男性と結婚して、リッチな生活をすると決めていました。  ハイスペ男性と出会うためには、自分の価値も高めていかないといけない。  そう思った彩香さんは、最新のコスメやファッションなどを逐一チェックし、エステなど美容代にたくさんのお金をかける生活を続けていました。

ハイスペ男性と結婚するための“自分磨き”で借金…

 一人暮らしで、年収350万ではお金が足りず、少しずつ借金をし始めます。すぐ返せばいいと思っていた彩香さんでしたが、気づいた頃には200万円を超えていたんだとか。  それでも、「ハイスペ男性と結婚して返済すればいい」と、間違った自分磨きは止まらない。でもなかなか出会えないし、借金は増えていくばかり……。 「このままハイスペ男性と出会えなければ、借金まみれの生活から抜け出せない」そんな不安の日々で、たまたま筆者のブログに辿り着き、相談に来てくれました。

女性の言い分に“目が点”

彩香さん「今借金がある生活で、抜け出したいんです。だから早くハイスペ男性と結婚したい! ハイスペ男性と釣り合うために、自分磨きしてるんですから」  私は正直、目が点になりました。ハイスペ男性と結婚できると信じ、借金してまで自分磨きをするという方法が、明らかに間違っていたからです。 私「もし、理想の彼が借金をしてまで自分磨きをしていると知ったらどう思うでしょう?『結婚したらあなたのお金で返済できるから』って、婚活相手に言えますか?」 彩香さん「絶対に言えません。でも母が、お金を稼げる人と結婚すればよかったって後悔してて……私、そうはなりたくないんです!」

 

 

「お金は男性に稼いでもらうものでは?」と女性

私「その想いを叶えたいならなおさら、借金をしてまで婚活をするというより、彩香さん自身の年収を上げるのが先ではないでしょうか?  パートナーは自分の鏡だから、相手に収入を求めるばかりではなく、自分が身を置く環境を変えれば、出会う人も変わります」  彩香さんの頭の中に「?」が飛んでいるのが見えました。 彩香さん「お金は、男性に稼いでもらうものじゃないんですか……?」

いつも焦りや不足感を抱いている女性は、魅力的に映らない

私「それは正直、ひと昔前の考え方です。彩香さんのお母さん世代は、そういう考えの方が多かったかもしれませんが。  別に専業主婦がダメというわけではありません。ただ、最初から男性に経済的に寄りかかるつもりで『クレクレ精神』では、そういったハイスペ男性には選ばれません。  そもそもそんなにも今の自分に不足感を抱いているのはどうしてでしょうか? そこまでして自分磨きをしないといけないと思っているセルフイメージというのは、男性から見て焦りや欠乏感を抱いて、魅力的な女性だとは感じられないかも」  彩夏さんは厳しいことを言われてショックを受けている様子でしたが、私に次のことを話してくれました。 彩香さん「ハイスペの男性と結婚できれば、自分の貧乏コンプレックスを克服できると思っていたんです。お金がない私では、不幸せっていう不足感があって。でも、自分でどうにかしようって、これっぽっちも思っていませんでした。ずっとハイスペ男性に頼ることばっかり考えてました。  これからは身の丈にあった自分磨きをして、焦りや欠乏感のない自分になりたいです。また、相手の収入を狙うのではなく、自分の収入を上げるという視点でお仕事に向き合うことをしてみます」

「なりたい自分」になるための“自分磨き”を

 それからの彩香さんは、男性のお金を狙うのではなく、まずは自分の年収を上げるべく転職をしました。その結果、借金返済ができ、婚活男性に対して収入を求めるような婚活もやめました。  あのままハイスペを狙った婚活を続けていても幸せな結婚は叶えられなかったと思います。今はお金というフィルターなしで、本当に彩香さんが安心できる男性と出会うため、婚活しています。  あなたは今の自分に、欠乏感を抱いていますか? もしあるならば、それはなぜでしょう? 「ハイスペ男性と結婚できれば、解決できる」 「お金があれば、自分のコンプレックスを解決できる」  そんなふうに、誰かやお金に依存しているようではあなたの欠乏感は埋まりません。  結婚やお金に依存する気持ちからではなく「こんな自分になりたい!」という気持ちで自分磨きをしていきましょう。  その結果、自然と素敵な人と出会えるものです。もちろん、借金せずにね。