脈なしの状態から結婚に至ったワケ

 好きな人から好かれたい。誰もがその悩みと希望を持っています。今回は脈がない状態から大逆転させ、お付き合いまで進んだ方のお話。  意中の女性から「こんなに私を理解してくれる人はいない」とまで言われた43歳男性をご紹介します。  テツロウさん(仮名・35歳)は自衛隊で真面目に仕事に打ち込んできた男性。男社会で生きてきたこともあり、女性経験は少なめではあるものの、優しく笑顔の素敵な男性でした。

35歳、真面目な自衛隊員の婚活

 30歳を過ぎたら、なかなか出会いがなくなったということで、アプリで婚活をスタート。 「3か月ほどアプリで頑張ってるのですが、一度お相手に会えただけでなかなかいいねをしてもつながらなくて……」  子供がたくさんほしいと考えていたテツロウさんは私の紹介を求めてご入会。結婚相談所での活動をスタートしました。

好きな人との距離を確実に縮める方法

 結婚相談所はアプリと違って男性優位の市場。女性が6割程度の会員数なのに対して男性は4割。アプリとは逆になるため、入会後すぐにお見合いが決まるようになりました。  アプリではなかなか出会えなかったのに1か月で7人の女性とお会いでき、これはすぐに成婚するかなと思っていたのですが、「いいな」と思う人ができると結局、なかなかうまくいかない……ということが続きました。  好きな人との距離を縮めるためにテツロウさんに「ジョハリの窓」を使って、好かれる褒め方などをアドバイスしました。

自分から見た自分と他人から見た自分を分析

 ジョハリの窓とは、自己分析をするために研修などで使われている考え方のひとつ。自分から見た自分と他人から見た自分を分析する方法で、実は恋愛や婚活にもとても効果的なんです。  ジョハリの窓は「開放の窓」「盲点の窓」「秘密の窓」「未知の窓」の4つに分かれています。 「開放の窓」は自分も知っていて他人も知っていること。たとえば、とても明るく、周りにいつも人がいるような人は自分でも「明るい社交的なタイプ」と理解していて、周りから見てもそう見えていて、これが開放の窓になります。

 

 

褒めるときは「本人を知らない部分」を褒める

 モテない男性は開放の窓にある情報で褒めていて、だからこそ、褒められても女性側は嬉しくなかったり、逆に褒められたことにした心を感じたりします。  誰もが知っていることは嬉しくないということ。褒めるときは「盲点の窓」を褒めることが重要です。  盲点の窓とは、他人からは見えているけど自分は気づいていないこと。たとえば、「〇〇さんって芯があって周りから好かれるタイプですよね」と言われたとき、自分は優柔不断だと感じていたら、「そんなこと初めて言われた!」と新たな自分に気がつくきっかけとなります。

女性から自己開示されたら全力で受け入れる

 自分でも気がついていない自分に気がつくことに人は喜びを感じます。テツロウさんは、盲点が窓を褒めポイントにしてデートの度に女性を褒めることを心がけました。  盲点の窓を褒めるポイントは「僕にはそう見える」という視点で、間違いを恐れずに褒めることです。 「秘密の窓」は自分は知っているけど他人は知らないこと、要は自己開示。  女性から自己開示されたら、それを全力で受け入れましょう。自己開示された瞬間に好意を持ってもらい始めたといってもいい状態になるので「言いにくいことを言ってくれてありがとうと」とその感謝を伝えることも大切。もちろん自分が秘密の窓を開けるのも重要です。

好きな人と結婚ができたことが何よりも幸せ

「未知の窓」は自分も他人も知らないことなので、大切なのは「盲点の窓」で褒めて、「秘密の窓」で距離を縮めるということ。  テツロウさんはこれを意識できるようになってから出会った人にとても好意を抱き、その方と3か月で成婚退会しました。  好きな人と結婚ができたことが何よりも幸せだと結婚式の写真を送っていただき、今も「盲点の窓」を意識して褒めるようにしているようです。