さて、「女性は共感してくれる男を求めている」ということはよく言われ、共感力の高さがモテ要素に挙げられることもありますが、はたして本当に鵜呑みにしてもいいのでしょうか? 「女性は共感してくれる男を求めている」説を妄信し、とりあえず共感しておけばいいんでしょとバカのひとつ覚えでいると、結果的に非モテになり、婚期が遠のいてしまうことも……。今回はその理由を5つご紹介していきましょう。

①バカのひとつ覚えで100%共感していると逆に信頼感を損なう

「女性は共感してくれる男を求めている」説を妄信してしまっている男性は、相手の女性の主張や言動を一切否定することなく、とりあえずどんなことにも共感・同調しがち。しかし、実際に物事の考え方や価値観に1ミリのズレもなく、全てが同じなんていう人間は、そうそう見つかるものではありません。  つまり、本来は共感できない部分があることがごくごく当たり前。にもかかわらず、なんでもかんでも共感していると、女性からは「この人は私に合わせているだけで本音を隠している」と見透かされてしまいます。その結果、女性からの信頼感を損なってしまうのです。

②女性に共感した要素と自分の言動に矛盾が生じ、信用を失う

 前述したとおり、全ての物事に本心から100%共感できる相手なんてほとんどおらず、おそらく世の中に1万人に1人もいないでしょう。そのため、女性と話しているときは無条件で共感・同調しているにもかかわらず、自分の言動がその彼女の主義主張や価値観とズレてしまうということも珍しくありません。  例えばデート中の雑談で、何気なく自分の会社での立ち振る舞いや仕事のスタンスを語った際、女性は「え? 私の考え方と違くない?」という違和感を抱き、その発言の矛盾から信用を失うなんてことも……。

 

 

③話を聞いて頷いていればいいと思い込む男に、女性は退屈する

 “共感する”なんて簡単で、女性の話を聞いて「うんうん」と頷いてあげていればいいだけと考えていると、女性から退屈な男というレッテルを貼られてしまいがち。  確かに自分の話を聞いてもらいたいという女性は多いですが、かといってただ一方的に喋りたいというだけではなく、男性から新たな知識や価値観を教えてもらいたいと思っている人も非常に多いのです。そのため、とりあえず相槌を打って同調していればいいんだろと安易に考えていると、女性は会話を楽しめず、すぐに飽きられてしまうというケースも少なくないのです。

④共感だけでなく、指摘されたり叱られたりしたい女性は多い

 目の前の女性が「私はこう考えてるんだよね」と自分の主張を述べているからといって、共感・同調してもらいたいのだろうと決めつけるのは早計です。自分の考え方が間違っているのであれば指摘されたいと思っている女性や、薄々自分の主張が無理筋であることを悟っていて心の奥底では叱られたいと思っている女性も、案外多いもの。  さすがに全否定されると傷ついて嫌な気分になるかもしれません。ただ、こういう方法もあるんじゃないかという指摘をしたり、その価値観の視野の狭さを叱ったりされたがっている女性からすると、なんでもかんでも共感して否定してこない男性は非常に物足りなく感じるのです。

⑤違う意見をぶつけ合わないと「雨降って地固まる」にならない

 女性の発言に異を唱えて、お互いに違う意見をぶつけ合うと、険悪なムードになってしまうこともあるでしょう。なんでも共感している男性は、そのギスギスした空気感が苦手で避けているんだと思いますが、そういった不和を経験して乗り越えることが、より強い絆を作るきっかけにもなるもの。  要するに、なんでもかんでも共感していれば衝突は回避できるかもしれませんが、表面的で脆弱な信頼関係しか構築できず、女性が心を許して信頼することができないなんてことも……。“雨”(不和)を必死に避けてきた結果、交際が長く続かないというパターンは多いのです。

目先の関係性だけを考えるのではなく、何十年と続く関係性の構築を!

「女は共感してくれる男を求めている」説を信じ、なんでもかんでも100%共感していれば、その日のデートは穏やかに滞りなくこなせるでしょう。しかし、婚活中ならば最終目標を見誤らないでください。  最終目標は、その日のデートで不和にならないことではなく、何十年と一緒にいられるベストパートナーになることのはず。目先の関係性だけを考えて衝突を回避するのではなく、主義主張や価値観の違いをきちんとぶつけ合い、そのうえで相互理解を深め、強い絆を作っていくことが重要なのではないでしょうか。