①「結婚相手は絶対に趣味がバッチリ合う女性がいい」というこだわり

 もちろん趣味が同じほうがベストです。ただし、それをマストな絶対条件にして固執してしまうと、極端に対象女性の数を減らしてしまうことになります。  例えば野球観戦が趣味の子は全女性のなかの何割ほどでしょうか? 例えばラーメン食べ歩きが趣味の子は全女性のなかの何割ほどでしょうか? 仮に全女性のうちの2~3割がそういった趣味があると仮定した場合、逆に考えると7~8割の女性をその時点でふるいに掛けて落としていることになります。  しかし、その対象外にしていた7~8割のなかに、趣味以外は相性抜群の女性がいるかもしれないわけです。ですから趣味が同じかどうかは、優先度の低い“ユルい条件”にしておくほうがいいでしょう。

②「高望みはしないから“普通の子”と結婚したい」というこだわり

 恋愛経験が少ない男性ほど、“普通の子”の基準が高めにズレているというのはよくあるケース。「見た目は普通でいい」と言いつつ平均より上のかわいい子だけに狙いを定めていたり、「恋愛経験は多くなくて普通ならいい」と言いつつ歴代彼氏5人程度の子を除外してしまったり……。  それまであまり女性と触れ合う機会がなかった男性だと、中央値を正確に理解していないことはままあり、“普通の子”を「顔があんまり……」と評するなど、失礼な発言を平然と発しているのをよく目撃します。  自分自身では高望みしていないつもりでも、無自覚で高望みしている可能性はあるので、気を付けましょう。

 

 

③「自分が正しいと思っていることを信じて貫く」というこだわり

 “正解”は1つしかないとは限らず、人それぞれの価値観によって正しいと思うことが異なって、“正解”が複数あるという状況はよくあります。  例えば、1ヶ月前に就職した会社の仕事が大変だったという理由で、もう辞めようと考えていると彼女から相談を受けたとします。そこで「考えが甘いよ。“石の上にも3年”なんだから、がんばって続けるべき!」と押し付けるのはよくないのです。 「がんばって続ける」という選択肢が“不正解”というわけではないのですが、それが“唯一無二の正解”でもないからです。「がんばって続ける」も“ひとつの正解”ですが、続けた結果、鬱のようになってしまうリスクもあるわけで、そう考えると「辞める」という選択肢も“ひとつの正解”となります。 「自分が正しいと思っていることを信じて貫く」という考え方にこだわりすぎると、多様な価値観への無理解に繋がってしまうこともあるんです。彼女に「がんばって続けみたら?」と提案するのはOKですが、「がんばって続けるべき!」と強要するような発言をしていると、モラハラ男と思われてしまうことも……。

④「結婚しても自然体なライフスタイルを続けたい」というこだわり

 週に2回は飲みに行きたいとか、ゲームを1日2時間はしたいとか、休日は昼まで寝ていたいとか……、一人暮らしで培ってきた自分なりの生活スタイルがあることでしょう。  そういった独身時代の自然体なライフスタイルを、結婚後も全て維持し続けるのはほぼ不可能。誤解を恐れずに言うなら、結婚は“他人との共同生活”ですから、なんでもかんでも自由奔放にしていると、結婚相手にストレスを与えてしまうことになりかねません。  だからといって、素の自分のスタイルを全て封印して結婚相手に合わせるべき、と言いたいわけでもありません。お互いに譲歩し合って、どうしても自分が変えたくない部分は相手に理解してもらい、逆に自分が妥協できる部分はこだわりを曲げて相手のスタイルを尊重してあげる。  つまり、なんでもかんでも自分のスタイルを貫こうとするのではなく、曲げられないスタイルと曲げられるスタイルの線を引いておくことが重要なのです。

 

 

“普通”が普通じゃない、“当たり前”が当たり前じゃないことも…

 恋愛経験が少ないと女性に対して“普通”だと思っていることが普通ではなかったり、独身生活で“当たり前”にしていたことが結婚生活では当たり前にできなかったりすることもあるのです。自身の考え方を過信せず、視野が狭くなっていないかと自分を疑い、俯瞰して物事をとらえられるようになるといいのではないでしょうか。