女性の発言の8割に共感しつつ2割は異を唱えている
なんでも共感してあげるのが“聞き上手”の基本だと勘違いしている方は多いかもしれませんが、女性の発言全てに同調することが本当に正しいことなんでしょうか。 もちろん、たくさん共感してあげるほうが女性は楽しく会話ができると思いますが、女性の考え方が自分の価値観と極端に違うときや、一般常識的に間違っていると思ったときまで、共感・同調するのがいいこととは限りません。 ですから基本的には女性の発言を肯定しつつ、たまに違う主張を差し込んでいくというのがベスト。イメージ的には女性の発言の8割程度には共感・同調しながら、2割程度は違う考え方を述べたり異論を唱えたりするぐらいが、ちょうどいいかもしれません。 ただし、2割のときも頭ごなしに否定するのではなく、「なるほど、そういう考え方もあるよね」と女性の発言を一旦肯定してから、「だけど僕はちょっと考え方が違っていて――」のように、違う意見や価値観を伝えるといいでしょう。
トーク番組のMCのように次の話題に転がしている
“聞き上手”と聞いて、相槌のうまさなどを想像する人もいるかもしれませんが、真の“聞き上手”は話題を振るのがうまいもの。トーク番組の名MCは相槌を打っているだけではなく、ゲストのコメントを引き出しつつ次の話題に転がすなどしていますよね。 ですから一例ですが、最初にこちらから「最近どうだった? 元気だった?」と聞いて、女性が仕事の愚痴やトラブルなどの話をしてきたら、まずはそのエピソードをじっくり聞いてあげてください。 ポイントはここからで、愚痴やトラブルの話が終わったら、「でもやりがいある仕事じゃん。嬉しかったことかもあったでしょ?」のように、話題のテーマを“仕事の明るい話”に誘導してあげるのです。 仕事の話をひとしきり聞き終わったら、次は「やっぱり大変そうだけどすごいやりがいある仕事だよね。ちゃんと息抜きしてる? 最近旅行いったり遠出したりした?」など、話題のテーマを“プライベートの明るい話”に移す――といった具合に、会話を転がしていけるのが真の“聞き上手”なのです。
自虐エピソードなどで場の空気を和らげている
実は、自分のエピソードを語るのもうまくなければ、真の“聞き上手”とは言えないのです。 とは言え、ただ単に仕事で大きな案件を成功させた話や、ただ単にプライベートですごい旅行をしたという話では、“俺自慢”と思われて女性が冷めてしまうことも……。 そこで重宝するのが、自虐を交えて話すというテクニック。自分のドジによって仕事で窮地に陥ったというエピソードや、自分の無知さが原因となって旅先でトラブルに見舞われたエピソードなどを、笑い話として差し込んでいくといいでしょう。 こうして自分のミスやドジな話を披露すると場が和やかになりますし、トークのハードルも下がるというもの。それはつまり、女性が話しやすい土壌が整ったことを意味しているのです。
女性のネガティブ発言をポジティブに変換している
例えば女性から、「私の地元の○○県はド田舎でなにもないんだよね」や、「接客業なんて誰にでもできる仕事だからさ」なんて自虐発言をされ、返答に困ったという経験がある方もいるのではないでしょうか。 まず御法度なのは、「確かに田舎で娯楽なにもないよね」、「確かに特別なスキルはいらない仕事だよな」のように同調してしまうこと。ではなにが正解かというと、ポジティブ変換してあげることです。 「でも○○県って海がきれいだし、○○駅(その県の主要駅)はほどよく栄えてるから、スローライフにもってこいじゃない。実際、いま移住者がすごい増えてるって聞いたよ」 「こんな時代だから、人と人が直接コミュニケーションを取る接客業ってすごい尊い仕事だと思うよ。お客さんの喜ぶ顔が直接見られるからやりがいもあるでしょ?」 このように女性のネガティブ発言をやんわり否定してあげると、“聞き上手”として好感を持ってもらえるでしょう。
相槌の豊富さは“聞き上手”スキルの一つでしかない
――“聞き上手”を目指して、相槌のバリエーションを増やそうとする人もいるかもしれませんが、相槌の種類の豊富さは“聞き上手”に必要ないくつものスキルのうちの、たった一つでしかありません。今回紹介した4つの共通点を身につければ、真の“聞き上手”にぐっと近づくはずです。