男女の価値観がなかなか合わない理由
まだまだコロナとの戦いは続いていますが、 緊急事態宣言が解除され、飲食店も21時まで営業ができるようになり、多くの男性が悩んでいたデートがまた活発になってくるのではないかと思います。 婚活をしている人たちの成婚が続くのではないかと楽しみであると同時に、コロナ禍で価値観が大きく変化した方も多く、その「価値観」の違いが婚活をする上で大きな障害になっていくのかなと感じています。 婚活している人はかなりの確率で悩むのですが、「価値観が合わない」といわれてフラれることは珍しいことではありません。
婚活業界は変化を続けるものの…
私も婚活業界に入り6年、結婚相談所を運営して5年経ち、業界全体がかなりのスピードで変化していることを実感しています。 しかし、男女の関係でうまくいかない理由や悩みはそれほど変わっておらず、その中でも価値観の違いでフラれることは特に多いです。 今回は「価値観の違いで振られる理由」についてお伝えいたします。
「価値観の合う人」を探してはいけない
そもそも「価値観」とは何でしょうか。私は「その人が生まれてから今まで見て聞いて感じてきたものすべて」と定義しています。 記憶のない幼児期も実は価値観に大きく影響を及ぼしています。顕在化されていないだけで、潜在的には親から言われたこと、教育されたことが本人には気づかないレベルで影響しています。 婚活をする上で、「価値観の合う人」を探そうとしている人は絶対に婚活はうまくいきません。なぜならそもそも価値観の合う人というのはこの世にいないと私は考えているからです。
価値観はだんだんと合わせていけばいい
しかし、結婚をしている人や恋人のいる人に「なぜそのお相手をいいなと思ったのか?」と聞くと「価値観が合うから」と答えるでしょう。 厳密にいうと、「価値観が合うから」ではなく、スタート段階では「価値観を合わせたいと思ったから」です。そして、一緒にいる時間が長くなっていき、「価値観が合っていった」というのが正確でしょう。 人は一緒にいる時間が長ければ長いほど相手がどんな言動をするか予想ができるようになっていきます。そして、夫婦や恋人なら、自然と価値観を合わせるために2人の新しい価値観を作っていっています。
男はデート代をすべて払うべき?
たとえば、私の父はかなり男気のある方でした。 「お母さんとデートするときはお金がなくても絶対にデート代は支払わせなかった。だからよく先輩にデート代借りてたんだ」という武勇伝を父はよく話していました。 「お母さんはいつもデートの最後に電車で帰るときに切符を買って渡してくれてて、それが本当にかわいいなと思った」と教えてくれたのでした。 そんなお父さんのエピソードを聞いて育った私は幼いときから「デートは男性が払うものだけど、女性も小さな心遣いすると好感度上がるんだな」という価値観を持っていました。
新しい価値観を2人でつくっていく
よく男性がお支払いのときにお財布を出さない女性は嫌だという話をすると思います。「女性は小さな心遣いを大切にするべき」という価値観を持っていた私は、お会計時は必ずお財布を出して「いくらですか?」とお伺いしていました。 しかし、20代でお付き合いした10個以上年上の男性とデートをした際、食事が終わっていつものようにお財布を出すと「俺の顔があるからお財布は出さないで」と言われたのです。 彼の価値観だと「財布を女性が出すということはいつも女性に支払いをさせてるのか?」と見られるし、 スマートではないということだったと思います。 彼以外にこの価値観を持っている人は出会ってことはないですし、私としては逆に「毎回ご馳走になるのは気をつかうな」と感じるところもありましたが、この彼とお付き合いしているときは「お財布は出さないほうが彼を立てることであってスマート」という2人の価値観ができました。
「価値観を合わせたい人だな」と思わせる
価値観を合わせようとすると、「共感をしなくちゃ」「相手と同じ意見を持ったほうがいいのでは」と考える方が多いように感じます。 当然、そんな状態になると自分らしさを失われているので魅力は半減しますし、自分自身も本来の自分じゃない感覚を持つため、本音が言えないストレスを抱えます。 結果的に価値観を合わせようと思えば思うほど、長続きしない確率は上がるわけです。 トランプの神経衰弱のようにぴったり同じカードを出すことが「価値観が合う」ということではありません。「価値観を合わせたい人だな」と思わせること。そして、そこから2人の価値観を生み出すことが重要です。
女性が価値観をともに築いていきたいと考える男性
価値観を合わせたい人とはどんな人なのか? それはきちんと自分の意見を持っている人です。 女性は特に男性に尊敬できる部分を見つけたいと思っている方が多く、尊敬できる男性というのは「自分の意見をきちんと伝えることができ、同時に相手の意見を尊重できる器の大きさのようなもの」だと私は多くの 婚活女性を見て感じました。 たとえ相手の女性と真逆の価値観を持っていたとしても、合わせるのではなく、「自分はこう思う。でもあなたのその意見もわかるな~」とどちらの価値観も正しいし、尊重できるという姿勢を見せられているかが重要です。
婚活はもっと自分らしさを追求するべき
その際、相手の価値観を尊重する言葉を伝えた後、「私はこう思う」「私にはこう感じる」というように表現をします。 「相手に価値観を押し付けるわけではなく、あくまで自分の考えです」という情報提供です。先に自分の考えを尊重されている女性からしたら、「そのような考えもあるんだな」と当然尊重してくれるわけです。 意見は合わないかもしれません。しかし、「合わせてみたい。そんな考えもあるのか」と思ってもらえる可能性が上がります。 婚活をしている人にはもっと自分らしさを追求し、もっともっと自分らしい結婚生活を手に入れてほしいと私は考えています。 コロナだから出会いがないのではなく、コロナだから出会えた運命の人を逃さないために、ぜひ参考にしてみてくださいね。